なんでも人生

Whatever life is

十二指腸腫瘍手術 Duodenum tumor removal

2018-02-01 | 日記
十二指腸粘膜切除、粘膜下層剥離術が私に施された正式の手術名であった。
糜爛性腫瘍(腺腫)でガン化する可能性があり私の年齢(70)では切除した方が良いだろうということであった。担当医は80歳の患者だったら放置することを勧めるとも言った。友人はいつまで生きるのかと聞くが、悪いところで治せるところはもうしばらく治しておこう。
十二指腸はとても薄く胆汁や膵液等の消化液が集中して孔が明きやすく手術が困難なところらしい。
そもそも十二指腸腫瘍なんて発見すら難しい。私の場合は3年前に内視鏡による胆石(胆嚢)摘除手術を神戸済生会病院で受けた時たまたま見つかり、ここ大阪がんセンターを紹介された。生体検査すら医療設備と技術が整ったところでないと出来ないらしい。
しかし私にとつてこの病院を紹介されたのはとても幸運で、たまたま発見された前立腺癌もここで摘除手術が受けられ、今度の入院も勝手知った施設である。3度目は有って欲しくないが、またガンが見つかったらお世話になるのはここしかない。
今回は内視鏡手術だが腸管内を水で満たし(普通は空気)食塩水を粘膜下に注射して病変を隆起させ高周波スネア(金属の輪)でしばり電気を流して切除するものだった。手術は軽い麻酔下で行われ私は口から内視鏡が入るのも記憶もないほどで苦痛は全くなかった。術日と翌日は絶食で点滴と胃薬を飲むだけ。3日後に点滴が取れ、食事が始まる(五分粥から)。
術後最初の排便(2回)を看護師に出血があるか見て貰わなくてはならない。トイレでナースコールを鳴らすと飛んできて覗きこみ「大丈夫そうです」、まことに気の毒なのと彼女たちのプロ意識には頭が下がる。点滴が取れるとシャワーも浴びれ本当に生き返った感じがする。退院は2月5日月曜日、ちょうど入院から1週間。

今度の病室から母校のグラウンドが見えるが校舎は周りのビルに埋もれてしまった。
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