昔は稲をカマで刈っていましたが、バインダーが出来て画期的に効率が上がりました。当時は夢の機械だったに違いないが、今使って居る人はほぼ居ないと思う。農家では稲を作って居るのにワラが無いのです。稲を刈るコンバインで5cmくらいに切ってしまう、または切らずに排出しても束にする事が出来ず、ワラを取ることが出来ません。バインダーは稲を刈って束にして排出します。すぐにコンバインで脱穀してワラだけにして、5束くらいの穂の部分を縛って立てて乾燥します。ワラは色々な事に使います。野菜の苗を植えた後ワラを敷いておくと雨による跳ね返りで葉っぱが汚れなくなるし、乾燥を防いでくれます。ワラで堆肥を作ると畑の土がフカフカに成り根が良く張って、作物が良く出来ます。
