空と海を眺めて
風に吹かれていた
旅が終わって
戻ってきた東京は
窮屈で
知らない人で溢れて
乗り込んだ満員電車
ビーチサンダル
日焼けしすぎた黒い私
席がとまらないので
部屋にこもって
窓の外の空を眺めている
汗が流れていく
風がないのだ
身体中に溜まった熱を
発散するように
小さいギターを掻き鳴らす
誰にも届かないけど
自由ってのは
野垂れ死にってことなので
芭蕉さんよ
こんな苦行いつまでもいくのかい
旅よ
答えは風に吹かれているのかな
夏が始まったっていうのに
もう終わったみたいな気分で
咳がとまらない
それから
風に吹かれていた
旅が終わって
戻ってきた東京は
窮屈で
知らない人で溢れて
乗り込んだ満員電車
ビーチサンダル
日焼けしすぎた黒い私
席がとまらないので
部屋にこもって
窓の外の空を眺めている
汗が流れていく
風がないのだ
身体中に溜まった熱を
発散するように
小さいギターを掻き鳴らす
誰にも届かないけど
自由ってのは
野垂れ死にってことなので
芭蕉さんよ
こんな苦行いつまでもいくのかい
旅よ
答えは風に吹かれているのかな
夏が始まったっていうのに
もう終わったみたいな気分で
咳がとまらない
それから