goo

ラファエロ

2013年03月16日 | 今日の写真
上野の国立西洋美術館で
ラファエロを観ました

1500年代に描かれた肖像画を
今ここで私が眺めているということが
なんとも不思議な感覚でした
ほんとに美しい絵で
特に人物の目元と肌感は
生きている人よりも生っぽい感じがしました
あと、背景が黒い肖像画より
なんともヘタっぽい遠景の背景のほうが
なんかいいなと勝手に思いました

「大公の聖母」という絵の前で
手を合わせて拝んでいる人がいました
観る人たちが崇拝することによって
神々しさを纏っていくのかもしれません

絵画とか芸術とかに
詳しくないので専門的にはほぼ無知なのですが
知らなかったことが多すぎて
一人の画家を知っただけでも
興味深すぎて面白すぎるという現象

だいたい知識がないほうが
純粋に絵を楽しめてしまうようです
たぶん、写真とかもそうかもね
気をつけたほうがいいようです笑

さてこれから春になるので
都内では美術展もいろいろあるようです
東京にいる唯一の楽しみかもしれないので
美術館巡りして
古い喫茶店で珈琲を飲んで
なんとなーく心に残った絵を
思い出すという至福の時間
ちょっとジジイくさいけど


goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )