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トモダチ

2009年02月18日 | 今日の写真
世界中の共通言語は笑顔と腕相撲だ

トモダチって すげー

僕はあまりに表現下手なので
いつもなんともうまく伝えられないけど
ほんとにそう実感した
すべての人の欲求を満たすことはできないけど
ひとつひとつ大切にしていけばいいのだなと思った
そして
みんな
同じように
日々を悩んだり泣いたり笑ったりして
もがいてんだなって
久しぶりに一緒に時間を過ごして
本当の声を聞いた

バリ・バンガロー

思い出しながら
帰りの飛行機で泣いた
みんな寝ていたからよかった

中学生の時から
一緒にサッカーをしていて
気がつけば
もう15年以上の付き合いになる

結婚式をしたY君と
出席したS君とK君なんかは
広谷幼稚園?の頃から一緒だっていうから
四半世紀の付き合いだな
K君は結婚式になるといつも
オエオエと泣くのだけど
今回の結婚式も
Y君が入場してきたところで
もう泣いていた
僕の隣に座っていたのだけど
こいつはほんとに心の優しい奴なんだなと思った
僕なんかじゃ到底敵わない
ピュアな心でまっすぐだ

結局、H君は腕相撲で
バリ・バンガローの社長に圧勝した
勝ったらホテル代タダにするっていう
賭けでもしておけばよかったね
この社長は一晩中
バリの女を買わないかって誘ってくるので
かなりの怪しい人物だったけど
このあと
ガードマンさんと勝負して
左利きのH君は左で圧勝し
右で惜敗した
H君は3人の男の子を持つ
なんとも頼もしいパパである
そして大工さんなので
ものすごく腕が逞しくて強い
体も心も強くて
たまに羨ましいなと思うくらい
腕相撲国際交流
バリの神様と日本の神様も
みんなで笑っていた

早朝
クタビーチをランニングしながら
違いは まもるものを
持ってるか 持ってないか
だな と
なんとなく思った
そうするとT君もそうなんだろうか?と
あとで聞いてみようと思った
T君は背が高くてたくさんの女にモテそうなので
まもるものを持たない
のかどうかは定かではないけど
たぶんカッコよく言えば
未知なるものへの果てしなき好奇心ってやつだ
破滅に突き進むためにはまもるものなど捨てざるを得ない
なんて
ほんとはよくわからないので
いつか話しあってみたいものだ
気持ちよく崇高な空想をしながら
ランニングしているってのに
怪しいバリニーズに朝から日本語で
女いらないー?って聞かれるので
なんだか走り難いビーチだったな クタビーチ

深夜
タクシー代が足りなくても
なんとか帰ってきて
部屋に戻ると
同じ部屋のK君がガイドブックを読んでいた
バリの犯罪の80%が
クタビーチで起こるって書いてあると笑っていた
K君と僕は小中高と一緒の学校に通った
けど、今回たぶんはじめて一緒に旅をした
言うことを全然聞かない僕たちを
いつもだいたい仕切ってくれるのがK君なのだけど
今回も大体任せてしまったので
あいかわらず頭が下がる感じだ
旅行の手配もしてくれたし
とにかく頼りになる
だから女にもモテるらしい

ビンタンビール飲みまくったね

バリレストランで
髪飾りのお花をバリの女の子がつけてくれた
ヒトリヒトリ順番に
最後にボーズ頭のS君
万国共通で笑いがとれるものなのだ
意外とボーズ頭でも耳につけるから
問題なかったけど
今は昔
S君は決勝戦で自殺点を決めてくれた
いまから考えるととてもいい演出だ
3-2で勝ったからいいけどね
あのとき、僕が右のFWで
S君が右のMFだったので
相手のコーナーキックで守るとき
僕よりたまたまゴール側にいた
そして僕の目の前で
自分のゴールにヘディングシュートを決めた
もし僕が内側にいたらどうなっていただろう?
たまにふと思い出したりする
見事にとてもしっかりしたお嫁さんを手に入れて
子供まで2人も育てている
なんでボーズ頭なのかは教えてくれないけど
なんともまあ仏様のようだ

トモダチって すげー

久しぶりに一緒に時間を過ごして
本当の声を聞いた

うれしかった

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霧のキンタマニ

2009年02月18日 | 今日の写真
霧のキンタマニで
少女たちがブランコに乗って遊んでいた

写真を撮らせてーと言うと
綺麗に撮ってねーと言われた(ような気がした)

ありがとねーっと笑うと
トゥリマカシーと言われたので
サマサマ(どういたしまして)と言うと
とてもいい笑顔をくれた

旅に出ると
一日一日が輝いている気がする
その光を逃さないように
後悔しないように
一時も目を逸らさずに
流れていく時間と風景と空気を感じようとする

偶然の出会いを僕の写真が捉える

日常日々の中で
僕は明日がみえないから不安だ
僕は今日がうまくいかないから不安だ

バリ島の神様に聞いてみる

僕の居場所はどこですか?

一通のメールが携帯電話に届く

自分の居場所はもしかしたら
場所ではなくて人な気がします

いつだって僕より3歩は前を進んでいる先輩が言う

僕はいつだってそれを掴み損ねる
そしてまた途方に暮れる

霧のキンタマニで
少女たちがブランコに乗って遊んでいた

僕はその写真を撮った
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