*ベルトルト・ブレヒト『下田のユーディット』、山本有三『女人哀詞』より 内藤洋子翻訳 志賀澤子構成台本・演出 公式サイトはこちら ブレヒトの芝居小屋 12日で終了 幕末の伊豆・下田で、アメリカの初代日本総領事のハリスの世話係として領事館に送られた芸者のお吉の生涯を描いたもの。お吉の物語は、奈良岡朋子や佐久間良子による『唐人お吉』の舞台でよく知られているが、今回はブレヒトと山本有三、ふたつの原作があ . . . 本文を読む
*屋代秀樹作・演出 公式サイトはこちら 東中野/RAFT 10日で終了(1,2,3,4,5,6) 今年に入ってから、屋代秀樹の作品をすでに3本見ていることになる。このあとも11月に新作公演が行われるから、これはなかなかすごいことである。当日の配布物にも毎回工夫が凝らされており、今回はタブロイド版のような新聞に、屋代の挨拶文、登場人物の紹介、裏面にはびっしりと、『ムーア』の上演台本が掲載されている . . . 本文を読む
*ウジェーヌ・イヨネスコ、サミュエル・ベケット作 イ・ジェサン(李哉尚)演出 大久保賢一通訳・字幕 10日で終了 板橋ビューネ2016の掉尾を飾るのは、劇団MIRレパートリー&YAEGIシアター公演「「不条理を調理する」-イヨネスコ『授業』、『欠陥』、ベケットの『大団円』休憩なしで連続上演するもの。いずれも長くはない芝居ではあるが、『授業』ひとつだけでも台詞は膨大、演技にそうとうなエネルギーを要す . . . 本文を読む
先月観劇の舞台の記事を書くのが遅れまして、10月のお知らせようやく今夜に。句会のお知らせは後日。*現在、明治大学和泉図書館ギャラリーで開催中の企画展「演劇人、詩人、文学者としての唐十郎展」の関連イベントとして、明日7日(金)19時より和泉図書館ホールにて、朗読会「唐十郎×シェイクスピア-シェイクスピア幻想-」が開催される。*板橋ビューネ2016の掉尾を飾るのは、劇団MIRレパートリー . . . 本文を読む
おかげさまで、因幡屋通信54号が完成し、昨日設置先劇場やギャラリー、フリースペース等々に発送いたしました。今回は、「舞台と客席 十年後の夢」と題しまして、studio salt×マグカル劇場の『7-2016ver-僕らの7日目は毎日やってくる』についての劇評1本に、夏から秋のトピックとして、心に残った舞台の覚書を短く記しました。薄いブルーの通信をお見かけになりましたら、ぜひお手に取っ . . . 本文を読む