いなモらス

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稲本、代表メンバー継続の重要性強調

2010-06-28 | ina
02年W杯日韓大会以来の決勝トーナメントに挑む日本代表で、当時を経験している唯一のフィールドプレーヤーがMF稲本(川崎)だ。02年大会の日本は1次リーグからメンバーを変更して決勝トーナメント初戦に臨んで敗退しただけに、「やり方を変える必要はない」と継続の重要性を強調する。

◇通算出場試合数と得点の更新なるか

稲本は今大会、1次リーグの初戦と第3戦の終盤に投入され、チームの「逃げ切り」に貢献した。「ひと山越えた。すごくチームの団結があり、一丸という言葉が似合う」と話す。

「控え」の立場にあるが、決勝トーナメント進出を決めた際には選手の歓喜の輪の中で、両手をひらひらとさせる独自のダンスで盛り上げた。「ノリで(周りの選手も)ついてきてくれると思ったが……、僕1人。目立って良かったですけど」と、笑って振り返る。

02年大会時と比べ、「試合を重ねるごとに成長がある。本田、(大久保)嘉人、松井がいいパフォーマンスになってきた。それはしっかりした守備があるから。スタッフも入れた全員が同じ方向に進み、勢いを感じる。99年のワールドユース(の代表チーム)に似た感じがある」と話す。

稲本らの世代が中心となり、日本が国際サッカー連盟(FIFA)主催の大会で準優勝という最高成績を収めた99年のワールドユース(現20歳以下ワールドカップ)を引き合いに、雰囲気の良さを表現した。

これからの戦いに向け、「連戦で先発は疲労が出てくるから、交代選手の役割が重要になってくる。次のW杯、その次は(自身の代表選出が)あるか分からない。このチャンスを無駄にしたくない」と、30歳で迎えた今回への思いを口にする。

3大会で通算出場試合数は8となり、あと2試合で中田英寿氏が持つW杯日本選手最多出場の10試合に並ぶ。得点は今大会が初出場の本田(CSKAモスクワ)と同じ2得点で最多。日本が勝ち進むほど、大舞台での記録更新の可能性も広がる。
[毎日新聞]