ウェストブロムが昇格決定

現地時間28日、イングランド・チャンピオンシップ（２部相当）で首位に立つウェストブロムがサウザンプトンと１対１で引き分け、事実上、来季のプレミアリーグ昇格を決定した。ロイター通信が報じている。

この日のドローで１ポイントを加算したウェストブロムは勝ち点を78とし、３位ハル・シティに同３差を付けた。残り１試合の結果次第では、まだハル・シティに並ばれる可能性が残るものの、ウェストブロムの得失点差「＋31」に対して、ハル・シティは「＋19」と12点の差があるため、事実上２位以内が確定。2006年に２部降格を余儀なくされ、昨季はプレーオフで敗退するなど、２シーズンを２部で過ごしたウェストブロムが嬉しい１部復帰を果たすこととなった。
[ＩＳＭ]

チェルシー、延長戦でリヴァプール破る

チャンピオンズリーグは現地時間30日（以下現地時間）に準決勝セカンドレグの試合が行なわれ、チェルシーとリヴァプール（以上イングランド）の一戦は、延長戦の末に３対２でホームのチェルシーが勝利した。このため、２試合合計スコアを４対３としたチェルシーが、クラブ史上初となる決勝進出を決めている。

ホームにリヴァプールを迎えたチェルシーは33分、相手GKの弾いたボールをドログバが右足で豪快に蹴りこみ、先制点を挙げる。しかし１点リードで迎えた64分、リヴァプールのＦ・トーレスにゴールを許すと、正規の90分はそのまま終了。２試合合計スコアとアウェイゴール数が並んだため、試合は延長戦に突入した。

延長戦を制したのはホームのチェルシーだった。まず98分にバラックが獲得したPKをランパードが冷静に決めると、105分にはアネルカのパスを受けたドログバがダメ押しのゴール。終了３分前にリヴァプールのバベルにミドルシュートを決められ１点差に迫られたものの、その後は相手の反撃を抑え、３対２での逃げ切りに成功した。

なお、クラブ史上初となる決勝進出を決めたチェルシーは来月の21日、モスクワ（ロシア）のルジニキ・スタジアムで開催される決勝戦にて、同じイングランドのマンチェスターＵと対戦する。
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