”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2019年03月23日 08時48分55秒 | Weblog


3月23日(土) 曇

     イチロー選手引退に思うこと

2002年8月2日の夕方私はシアトルのセーフコフィールドにいた。前年にアメリカ大リーグのシアトルマリナーズに移籍したイチロー選手はいきなり首位打者、盗塁王となり新人王、MVPにもなると言う輝かしい活躍を見せてくれた。その勇姿を私はたまたま出張の合間に見る事ができると言う幸運に恵まれた。シアトルの隣レドモンドにあるマイクロソフト本社を訪問し、その後ボーイング社のB-747製造工程を視察したあとのことである。夕食もとらずにハンバーガーを食べながら観戦したあの日を鮮明に思い出した。間近で見ることはできなかったがライトの守備位置に走って行くイチロー選手、打席に入りバットを投手に向けてから構えるあのルーティーン、どれもが印象的だった。その後大リーグで最多安打の更新、3000本安打の達成と寡黙に偉業を成し遂げていく姿は日本人としての誇りであった。そして一昨日バットを置く会見を聞いた。そしてすべての新聞、テレビが会見の模様を報道した。あの寡黙なイチロー選手があんなによくしゃべる姿を初めて見た。それは選手としての重圧から解放されたことを物語っているのかもしれない。
そんな中で彼が言った言葉の中にものすごく共感したものがありました。

できないから行かないと言う判断基準では後悔を生む。できると思うから挑戦するのではなく、やりたいと思えば挑戦すればいい。エネルギーがある内に立ち向かっていくことはすごく人として重要なことだと思う。

多分こんなことを言っていたと思う。まさに武士道精神です。男子たる者(女子も同じですが)できないとあきらめる前に立ち向かって行く努力をしてほしいもの。特に若いエネルギーのある元気なうちにです。打てなくなってもまったく同じようにトレーニングを続けバットを置くまで同じスタイルを貫いた姿を見て、自分も年老いても自分らしさをずっと貫いて行きたいものです。


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