”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2020年03月30日 22時44分08秒 | Weblog

3月30日(月) 雨

  女性天皇の時代

少し前わが国では女性天皇を巡る問題で議論がなされていた。実はその時には気づかなかったのですが藤原京から平城京の時代にはずいぶんたくさんの女性天皇が誕生したのです。その裏には藤原氏の暗躍があるのだが・・・。
壬申の乱で天智天皇の後を弟の天武天皇が皇位を継いだ。そして天武天皇亡き後を皇后の持統天皇となった。持統天皇は文武天皇に譲位するのだが文武天皇が若くして亡くなり息子が幼かったため文武天皇の母親の元明天皇が即位する。そして元明天皇のあとに文武天皇の妹の元正天皇が即位して、文武天皇の息子の聖武天皇にバトンタッチすることになる。そして聖武天皇が亡くなると娘の孝謙天皇が即位するわけである。すなわち天武天皇亡き後文武天皇と聖武天皇が即位する間に持統、元明、元正、孝謙と4人の女性天皇が即位した時代があったのである。まぁこの時代は藤原不比等が権力を握っていて藤原氏が天皇家に介入した時代でもありました。そして文武天皇も聖武天皇も妻は藤原氏だったと言う事です。
まぁそんな時代もあったことを考えると女性天皇問題はそんなに議論が必要なのかと思ってしまいます。
ところで私が興味があったのは聖武天皇の妻である光明皇后(藤原不比等の娘)が建立した奈良興福寺の五重塔である。ここには薬師三尊、釈迦三尊、阿弥陀三尊、弥勒三尊が安置されている。若い頃に興福寺には行ったことはあるが、歴史も仏像も良く知らずに行っただけなので今一度行ってみたいと思っている。
話が長くなってしまったが、そんなことから女性天皇の時代があったことを知った訳である。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする