”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2013年12月06日 15時48分34秒 | Weblog

12月6日(金)曇

日が照らないと肌寒い一日です。そんな日に熱田駅前のシャッター街を歩いていると一層侘しさを感じてしまいます。いつものように熱田区役所横の図書館に行き、遅くなったランチを食べようと神宮駅前商店街に出たのですが、店はほとんどシャッターがおり、人通りはなく、枯葉が舞うだけの薄暗いアーケードでした。JR熱田駅から名鉄熱田駅の間の500mぐらいの比較的大きな商店街なのに、バラック風の古い商店街はポツリポツリ開いている店があるだけで、あとはシャッターが下りた店ばかりでした。昔は神宮への参拝客や地元の人たちで賑わったのでしょうけど、これほどまでシャッター街と化した商店街もめずらしいのではないでしょうか?

どうしてこんな風になってしまったのでしょうか?考えられることはいろいろありそうですけど、後継者不足、時代の変化に対応した旗艦店がないこと、昔のままの商売形態から抜け出せないことなどが考えられます。唯一空いていた昔ながらの焼きそば屋に入り、昼食を済ませたけど、客は一人もいませんでした。昔懐かしい焼きそばでまぁまぁだったのにお客がいないなんてかわいそう。多分シャッターばかりの薄暗いアーケードを見て人が通らないことが一番の原因だと思う。人が集まる中心となる店(旗艦となる店)が商店街の復活には必要のような気がした。しかもその店は熱田神宮と言う地の利を生かした店でなくてはならないだろう。伊勢神宮のおかげ横丁などは赤福を中心にみごとなまでに復活したのと対照的である。熱田には蓬莱軒と言う有名な鰻屋はあるけど場所は神宮をはさんで離れすぎていることや熱田神宮へのアクセスも地下鉄が便利となっていることなど地の利を生かしきれない点でシャッター街となってしまったような気がする。個人的にはぶらりと歩いても暇つぶしになるような特徴的な商店街にしていくのも一つの方法のような気がした。
熱田神宮の参拝客がちょっと覗いてみたくなるような歴史を感じさせる商店や展示物があって、その中に食べ物や物販があるような商店街だったらどうだろうかと、寂れた街を歩きながら考えてしまいました。大型の量販だけの購買システムだけでなく、中小の賑やかな小売が併存する街であってほしいものです。

コメント
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