しんさんのよもやま話

6月23日（日）曇

昨日は東名高速バスで5時間半、東京に行ってきました。思った以上に快適でした。新幹線により東京まで2時間もかからない近くに感じますが実際にはやっぱり遠いようです。我々は新幹線や飛行機によって時間を節約してきましたが、その分無駄な時間の価値を失ってしまったようです。5時間以上もバスの中で本を読んだり、うたた寝したり、車窓の景色を眺めたり、なにか贅沢をしている気分です。いつもギリギリと時間に追われていた自分とは違った自分に若干手間取ってはいるけどちょっとリッチな気分でした。
東京では昔の仲間と盃をかわしながら、参加できなかった当時のメンバーの消息を聴いたり、昔話に花を咲かせて、あっという間の3時間半でした。わざわざこれだけのために名古屋から一人参加している自分も変なヤツかもしれませんが、当時の仲間が二十数年たってそれなりの肩書きがついて元気にやっている様子を聞きながら自分の年齢を考えずにはいられませんでした。彼らから当時僕が言ったこと、叱ったこと、怒った事など身に覚えのない話ばかり聞かされ笑うしかありませんでした。言った本人はとうの昔に忘れていたことですが、言われた本人はいつまでも覚えているもののようです。今更反省することでもないけど、彼らが自分なりに解釈して自分の仕事の糧にしてくれていたことは、ありがたくもありうれしく思いました。
終電の新幹線に飛び乗り、名古屋に帰ってきました。

今日は一ヶ月もご無沙汰してしまったマリーナで船の整備でした。最近雨の日が多かったので船底に雨水がかなり溜まっていました。蒸し暑いキャビンの中で約1時間かけてすべて汲み出しました。エンジンの方もエアー抜きをして、一応いつでも海に出れる状態にしてきました。この梅雨が上がれば海に出る日が多くなると思いますが、まだしばらくは出れそうもありません。まぁ仕事が暇になったと言いながら、一方で田舎の農作業、ウォーキング、ゴルフ、ヨットと非日常的出来事に追われています。きっと動けなくなるまで動き続けなければ気がすまないのかもしれません。