”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

レイアのつぶやき

2011年08月30日 21時18分50秒 | Weblog

8月30日(火)晴

また暑くなってきました。北陸では涼しかったので秋の気配を感じましたが、名古屋はやっぱりまだしばらくは暑いが続きそうです。

ところでリビアのカダフィ政権はついに崩壊したようです。これから新しい政権が誕生するのでしょうけど、当分の間は国民が期待するようには行かないでしょう。アフガニスタンでもタリバン政権が崩壊して民主化が進むと思われていましたが未だに混沌が続いています。僕の勝手な推測ですが、民主化と言うものは国民の教育レベルがある程度あがっていないと難しい政治体制のような気がします。

2500年前、中国では周が滅び、戦国時代でした。そんな時代に魯(ろ)の国に孔子は生まれました。彼は周の政治を模範として、諸国を説いて回りましたが、彼の理想とする国を創れるような状態にはなりませんでした。世の中が混乱している中でいくら理想を求めても無理がありました。ただ彼の説いた思想は多くの弟子たちによって論語と言う形で後世に託された訳です。やがて諸侯乱立の世の中が淘汰され落ち着いて来て、漢の時代に花開くことになりました。要するに混乱した時代には世の中になかなか浸透しないものだと思います。ただ混乱の中から理想とする考えが生まれて来るのも事実のような気がします。

ところで孔子と釈迦やキリストやマホメッドの違いをご存じでしょうか?
いわゆる宗教の祖と呼ばれる人達は生まれた時の伝説や未来を予言する話に事欠きません。もっともらしい伝説により崇拝を集める手段が用意されている訳です。その点、孔子には生誕伝説も予言もありません。孔子は人間が生まれてから死ぬまでの生き方しか説いていません。しかもその一言一言が当たり前と言えば当たり前のことを説いています。深い人間観察に基づく、人間のあるべき姿を説いています。その点で古代ギリシャのアリストテレスと同じような存在であり哲学者と言った方が良いと自分は思います。

今日もつまらない話を失礼しました。それではまた。


コメント
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