”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2010年09月07日 20時49分33秒 | Weblog
9月7日(火)晴

まったく暑い日ばかりですが、明日は台風の影響で雨のようです。皮肉にも明日は休みを取ってゴルフに行く予定です。8月も夏休みの平日にゴルフに行った日に限って台風4号の雨でした。そんなに行かないゴルフなのですが、どうもピンポイントで雨になってしまうようです。もっとも暑くても汗びっしょりで同じことなので、もうどちらでも良しと思っています。

ところで今年の秋は愛知でCOP10が開催されます。そう言う訳で現在生物多様性について本を読みながらにわか勉強をしています。地球の自然を変えてきたのは我々人間ですが、昔はうまく共存できていたのが最近世界中で、そのバランがくずれ生物が絶滅の危機に瀕していると言われています。海ではマグロやサメが乱獲により絶滅のおそれが出てきたとついこの前も騒がれていたところですが、元々高級食材としてちょっと食べられれば満足だったものが、世界中から安く買いまくり、結局はなにも無くなってしまうのかもしれません。アメリカではミツバチがいなくなって植物や果実の授粉ができないためにアーモンドやさくらんぼが収穫できないようなことが起こっているそうです。自然界は様々な生物が互いに作用しあって成立っています。ミツバチや蝶のような昆虫がいなければ植物の授粉はできないし、鳥がいなかったら植物の種はその種を拡大することはできないし、森がなければ鳥たちは生きていけないし、雨水を保水することもできなくなって土石流となって我々の人家を一飲みにしてしまいます。マングローブの森は高潮や暴風雨から沿岸を守るばかりでなく多くの魚介類の産卵や生息の場を与えています。

産業革命以降、我々人間は自分達の欲望のままに、科学技術を駆使して森林伐採、魚貝類の乱獲、自然破壊をしてきました。それによって絶滅した生物もでてきました。そして絶滅した生物がいなくなることによって絶滅する生物もでてきます。この地球は多様な生物の複雑なネットワークによって成立っているわけですが、これらのネットワークが切れることにより、加速的に特定の生物だけに収斂していくと最後には死の星になってしまいそうです。

だから我々人間はもっとスローに生きる謙虚さをそろそろ実践すべきだと世界中で言い出したのだと思います。お金をいっぱい持って好き勝手をすることがほんとうの幸せなのか、汗水たらして自然と共生していくスローライフが幸せなのかよくわかりませんが、少なくとも我々は地球の自然を壊さずに生活していく知恵をつける時だと思います。そのためにはお金だけの社会から脱却するすべを持つことが大切なのかもしれません。

僕に何ができるのか今のところわかりませんが、この機に少し勉強したいと思っています。
それではまた。
コメント
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