”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2009年12月24日 22時31分07秒 | Weblog
12月24日(木)晴時々曇

今日はクリスマスイブですが、みなさんはどんなイブでしたか?
僕は何もなくいつもと変わらないただの晩でした。子供が小さかった頃はケーキを買って帰ったり、家ではごちそうを作っていたりしたこともありましたが最近では何もなく、プレゼントの交換などと言ったしゃれたこともしなくなってしまいました。まぁクリスチャンでもないので別にそれでもいいのですが、ちょっと寂しくもあります。孫でもいたらまた少し変わるのかもしれません。

ところで今日も船の話を一つ。御存知のように世界一周を初めてしたのはスペインのマゼランですが、マゼラン自身は確かフィリピン諸島で戦死してしまいましたので正確にはマゼランの船団が初めて世界一周をしたと言うべきでしょう。ちょっと補足ですがマゼランはポルトガル人なのですがポルトガル王からは世界一周の航海を認めてもらえず、スペインのカルロス1世の支援で世界一周の航海に出ることができたので一応スペインのマゼランと書きましたので誤解の無いようお願いします。

さてマゼランの船団が世界一周を終えてスペインに戻ってきた時、毎日つけていた航海日誌の日付と実際の日付が1日ずれてしまっていました。どうしてずれてしまったのかわかりますか?
マゼラン達はスペインから大西洋に出てマゼラン海峡を通り太平洋に出て西回りに地球を一周しました。

多分皆さんは何となくわかったと思いますが太平洋には日付変更線があるので、日付変更線を越えたことで一日づれてしまったわけです。それでは実際の日付はどうなっていたのでしょうか?

日付変更線は経度の基準となるイギリスから180度反対側の太平洋上にあります。東に経度15度行くごとに1時間時計が進みます。逆に西に経度15度行くごとに1時間時計は遅れます。従って西から東に日付変更線を越える時は一日プラスしないと時間がずれてしまいます。逆に東から西に日付変更線を越えると1日マイナスしなくてはなりません。
言っている意味がわかりますでしょうか?イギリスから東に180度行くと時計は12時間間進んでいます。一方西に180度行くと12時間遅れています。そうすると日付変更線上で時計を合わせるためには、西から東に越えると12時間遅れている時間が12時間進んだ時間に変えなければなりませんから24時間(1日)プラスしないと1日ずれてしまいます。
地球は西から東に自転しているのでイギリスが12時だとすると経度が西に15度言ったところはまだ12時にはなっていませんので11時なんですね。一方東に経度15度の所はすでに12時を過ぎて13時になっているわけです。これから考えていった方がわかりやすいかもしれません。

いずれにしてもこの日付変更線の概念がなかった時代の話ですから、マゼランの船団がほんとうに世界一周したのかと大騒ぎになったのもうなづけます。ちなみにマゼランの船団が世界一周したのは1522年のことでした。

ちょっと頭が混乱してしまったかもしれませんが、実は自分でも説明しようとすればすれほど混乱してきてしまいました。ひょっとしたらプラスとマイナスが逆かもしれませんのであとはみなさんで考えてください。

ちょっと頭が混乱してきたので今日はこれまでです。

コメント
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