”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2009年12月14日 21時17分15秒 | Weblog
12月14日(月)晴時々曇

もう今年もあと2週間となりました。早いものです。この暮は28日が月曜日、来年の1月4日が月曜日なので休日がうまく入らない最短の正月休みになってしまいます。30日に田舎に車で帰る予定ですが、帰りを今から心配しています。来年はUターン日が1月2日か3日に集中してしまうので多分最悪の帰りになりそうです。まぁ今から心配していてもどうにもならない話ですが、年齢と共に長距離運転がおっくうです。早く第二東名高速ができてラッシュの緩和をしてもらえると楽なのですがいつになったらできることやら。

ところで今日の船の話は、車の話がでたついでに通行方法について書きましょう。
日本では車は左側通行ですよね。しかしアメリカやドイツでは車は右側通行です。このように道路の通行は国によって異なります。それでは船の場合はどうでしょうか?

はい、みなさんの想像通り船は世界中共通のルールで通行することが決められています。ではどちら側を通行するのでしょうか?
船の場合はすべて右側通行です。と言っても中央分離帯がある訳では無いので船がすれ違う時に進行方向右側を通行することが義務付けられています。そしてぶつかりそうになったら右舷側に舵を切ることになっています。これを間違えると大変なことになってしまいます。海上衝突予防法と言う法律で定められています。国際的には世界の国が条約を結んでいるわけです。

ちなみに航路標識はどうでしょうか?航路標識と言うのは、港に入る航路の両側にあって、航路の右端と左端を示す標識です。日本では港に入港する時、港の奥に向って左側に緑色の標識、右側に赤色の標識となっています。港に行って沖の方を見ると必ず赤と緑の標識がありますから一度視て確かめてください。ただし港から沖を見るときは右が緑で左が赤になりますね。
ところでこの側面標識は残念ながら世界共通ではありません。日本やアメリカ、カナダ、韓国、ブラジルは同じですが、イギリス、フランス、オーストラリア、インドは逆ですから要注意です。
船のルールも大きな事故があってルールが統一されてきたのですがまだまだすべてが同じと言うわけでもないのです。

そう言えばタイタニックの事故も操舵号令の違いから氷山に激突した事故でした。ハード ア スターボードと号令したのに左に転舵してしまいました。スターボードは右舷のことなので右舷に転舵するのが今では世界共通ですが、それはこの事故が起こったあと決められたことでした。当時、スターボードと言った時、船首を右に向けることを言う国と舵を右に向けることを言う国とあったわけです。タイタニックはイギリスの船でしたので舵を右に向けたのですが、操舵号令を出したのはフランス人だったので船首を右に向ける意味だったわけです。

失敗は成功の元とは良く言ったものですが、そのために多くの犠牲者が出てしまったのは残念なことです。現在のようなグローバルな社会では世界共通のルールはどうしても必要なことですが、利権がからんでくるとなかなか前進できないものです。地球温暖化対策もなかなか世界中の足並みが揃いませんが、早く足並みを揃えて、自然豊かな地球を守っていきたいものです。
それではまた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする