”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2008年11月09日 18時33分29秒 | Weblog
11月9日(日)曇
11月7日から11月9日までの北陸温泉めぐりの旅続編です。
昨日は芦原温泉で一泊しました。夜は一人1匹のカニが付きましたが、残念ながら冷凍物でした。なんでも少し前から今年のカニ漁が解禁になったそうで新鮮な獲れたてのカニが食べられると思ったのですがとてもこの宿代では食べられませんとあっさり仲居さん言われてしまいました。それでも豪勢に舟盛りがあったり鍋があったり満腹になってしまいました。体重の増加だけが気がかりです。9月以降減量のためにウォーキングしたりいろいろやってきたことがすべてパーになったかもしれません。一応夜寝る前に芦原温泉の街を歩きました。もっとも何にもないところで昔の温泉街とは違い街を歩く人もまったく見かけませんでした。
今日は朝早くに起きて体重を落すために鳥取のG氏、茨城のO氏と三人で一時間近く街の中をうろついてきました。それから朝食をとって東尋坊、永平寺を見て米原まで戻ってきました。
東尋坊も昔来て感じていたイメージより若干小ぶりな感じです。そんなにすごい断崖、絶壁ではないような気がしました。サスペンスドラマに出て来るイメージがいつの間にか強くなっていたのかもしれません。
そのあと道元禅師で有名な曹洞宗の大本山、永平寺を30年ぶりに見てきました。昔より見学者にとっては歩きやすく整備されている分、禅寺の厳しさは感じませんでしたが、こんな山奥の斜面に開かれた七堂伽藍の壮大さには驚嘆せざるを得ません。また紅葉の美しさも格別です。写真は山門の横にあった真っ赤に紅葉したもみじです。寺院内に植えられたもみじは皆きれいでしたがこの写真のもみじは格別でした。
たっぷり2時間かけてみて回ったあと永平寺蕎麦を食べてきました。いつもこのメンバーでの旅行では最後の食事で失敗の選択が多いのですが今回は正直おいしかったです。永平寺の土産物屋から少しはずれた蕎麦だけの店を選択したのがよかったのかもしれません。土産物屋に併設された蕎麦屋や誇大妄想的な美辞麗句を並べた蕎麦屋は避けて、福井ナンバーの車が入っていった素朴な蕎麦屋がやっぱり一番なんでしょうね。最近嘘ばっかりの食品が多いので、むしろ質素で正直そうな店が信頼を得やすいかもしれません。美辞麗句より腕だけで商売してほしいですけど一元さんばかりの観光地ではそうもいかないのかもしれません。
永平寺を後に北陸道を通って米原に午後3時に着き、一年後の再会を期しそれぞれ地に散って行きました。通称インロートラベルと僕らは呼んでいますが、第1回に水戸黄門様の西山荘を訪ねたことと茨城のO氏が毎年企画を考えてくれるのでそう呼んでいます。来年はどこになるのかわかりませんが、またみんなが元気に集まれればいいと思う旅行でした。
今年は止めようかと思ったけど昔なつかしい戦友たちの顔を見たさに参加してよかったと思います。当時最年少だったF君、N君も今は某社の課長さんとなり忙しいとは思うけど都合をつけて参加してくれるのはうれしいものです。彼らも会社に戻れば事業の責任者として指図する立場なのに、このインロートラベルだけはいつも最年少で我々に指図されているのは気の毒だと思いながら感謝するだけです。
ちょっぴり過去の感傷に浸った週末でした。明日はゆっくり休ませてもらいまた自分も自分のできる精一杯で生きていくだけです。永平寺の壁に「人生に定年はない。・・・」との言葉がありました。生きている限りが修業です。人としての道を磨き続けられるよう頑張って行きたいと思う一日でした。
それではまた。
コメント
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