”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(117)

2006年10月04日 23時15分37秒 | ビジネス
10月4日(水)曇
なかなかいい天気になりませんね。週末には天気がよくなってほしいものです。今日は10月4日投資の日です。ここ10年ぐらい投資の日の株価はあがっているのだそうですけど、あまりそうではないようです。株に投資して大金をつかんだ人の話はよく聞きますが、自分が投資を始めて丁度1年ぐらいたちますが、増えるどころか目減りしてます。やはり手に汗しないで儲かると言うのは体質に合わないのかもしれません。
ところで今日のいい話は安岡正篤先生が座右の銘にされていたと言う「六然」です。もともとは中国の崔銑(さいせん)という人が残した言葉と言われています。

自処超然(じしょちょうぜん)
処人藹然(しょじんあいぜん)
有事斬然(ゆうじざんぜん)
無事澄然(ぶじちょうぜん)
得意澹然(とくいたんぜん)
失意泰然(しついたいぜん)

自分自身は世俗にとらわれることなく超然と
人に接しては相手を心地よく楽しませ
何か事があればきびきびと動き
何も事がない時は水のように澄んだ気持ちでおり
得意の時ほど静かで安らかな気持ちでたんたんと事にあたり
失意の時にも泰然自若としていること

とかく我々凡人はこの逆となってしまいがちです。いつも自分に言い聞かせながら人生を生きることが人の道にあった生き方だと思います。でも人間ですから世俗に飲み込まれる時もあります。人につらくあたってしまうこともあります。事あればパニくることもあります。何もないと邪推が頭をよぎります。得意の時は有頂天になってしまいます。また逆に失意の時はオタオタすることもあります。これらは人間の持って生まれた感情かもしれません。こんな時六然を思い出して自分に言い聞かせることができるかどうか常に自己チェックの言葉として思い出してみましょう。僕もいたらない人間なのでいつも自分を戒めていなければならないけど、心の持ち方としてかくありたいと思います。なかなかその域に達しませんのでこんな年になっても修行中です。
きょうはここまでです。それではまた。
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