”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(10)

2006年01月26日 23時23分18秒 | ビジネス

1月26日(木)

今日もビジネス書の紹介をしようと思うのですが、今までダイヤモンド社の回し者と思われてもしかたないほど訳本の紹介をしてきたので、ちょっと趣を変えてビジネス書と言えるかどうかわからない本をお薦めします。僕は20年近く営業部門でマネージメントをしてきました。技術屋あがりでちょっと変わった経歴かもしれませんが。そんな中で営業に求められることは何かと言われれば多分こう答えるでしょう。”論・気・悟・知”。まずは”論”ですが、営業にもストーリー性が必要と言うこと。お客様のニーズと論理的整合性のある提案や提言が必要と言うことです。次に”気”ですがこれはどこかのおじさんが気合だ!気合だ!と言っているような気持ちの持ち方です。そして”悟”ですが覚悟の悟です。乗った船なら、あまりじたばたせずどーんと行く覚悟のことです。とかく失敗をおそれるあまり変に取り繕ったり、変な迎合をするサラリーマンが多すぎる。評価が減点主義の大企業のサラリーマンは特にその傾向が強いように思います。そこでこの”悟”の参考になる本をあとで紹介します。最後の”知”は知恵の知です。間違っても知識の知ではありません。知識なんていう物は何の役にも立ちません。知識を使って知恵を出すことにより始めて役に立つ物です。知恵は行動から生まれるものです。王陽明も言っているじゃないですか。知行合一と。

と言う話の中で特に”悟”が出来ていない人が多いので、”覚悟の法則”と言う本を紹介します。実は僕も保身を考えると覚悟の踏ん切りがつかなくなることがよくあります。そんな時いつも自分に言い聞かせている言葉があります。「お前が自分として出来うる限りの精一杯をやるのだからその結果を気にしてもしょうがないじゃないか。むしろ気にして自分に正直でなく失敗したら一生後悔することになるじゃないか。」とね。こんなことは本にはかいてありませんがそんな気になれると思います。

「覚悟の法則」 弘兼憲史著 PHP文庫 ¥500

マンガ「課長島耕作」の作者の弘兼さんの本です。僕もこのマンガは課長シリーズ、部長シリーズ、取締役シリーズすべて見ています。あんなサラリーマンだったらいいですけどね。今日はこの辺で。バイバイ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする