土曜日の悪天侯の中、港の見える丘公園内にある大仏次郎記念館で開催された秋のお茶会に行きました。
春と秋にお茶会が開催され、各流派が交替で担当しますが、今回は裏千家青年部の方たちでした。
大仏次郎記念館で所有しているお茶道具を貸して頂き、使うことが出来ます。非常に貴重なものばかりです。こちらの菓子皿も大仏次郎さんがわざわざ作らせたもので大変美しいものでした。 この日は朝から雨、風が強く、主催者の方たちはお着物を着て集まるのも大変ですが、荷物を運ぶにも雨に濡れないようにビニール袋に梱包して、手で運んで・・・と相当の苦労があったようです。そんな中、集まった人たちの気持ちをひとつにしてお手前が進んで行きました。 おもてなしの一環として「煙草盆」が用意されます。煙草といってもキセル用です。もちろん使う方はいませんが必ず用意されます。 お茶会にはいろいろなテーマが用意されますが、今回は天皇陛下御在位20年をお祝いするものとなっていました。床の間には菊が飾ってあります。 大仏次郎さん所有の大変貴重な赤楽茶碗と、皇室から頂いた天皇家の歴史書が飾ってありました。とても触れるようなものではなく、ありがたく見せて頂きました。 和室の席からは窓から遠く港を見ることが出来ます。もみじもあるのですがまだ色付いていなくて少し残念でした。とても趣があり落ち着くお席です。 1席500円でお茶とお菓子を頂けます。秋と春、ちょうどバラが咲く時期ですし、ふらりとどなたでも参加できますので、ぜひこの時期、港の見える丘公園まで足を運んでみてください。お手前中は写真が撮れなかったのですが、黄色い菊の形をした和菓子と、お茶碗も素晴らしいものばかりでした。
お客さんでお茶会に行くのは楽しいですよね。
ひとつとして同じ組み合わせなどありませんので、まさに一期一会の出会いが待っています。
季節ごとにいろいろなところに顔を出してみたいですね。
大仏次郎記念館のお茶会は春もありますので、その時はぜひ、出来たら着物着て??
私はその日は汐留でアイーダ観てから葉山に行ってましたこれは夏前から決まっていたので、大仏さんのほうはもともと無理だったんですが、しばらくお茶行ってないから、残念でした…。また何かあったら誘ってくださいまし。ではでは