西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

西山卯三先生の思い出(15)家ーその5 資料庫

2005-08-28 | 奈良・精華町の思い出(教授時代)関連続き
西山先生は、収集されたものは基本的に捨てない主義だった。例えば、自然と集まったマッチ箱も山のようにあった。というのは先生が1994年4月に亡くなられた後、西山家と西山研卒業生の話し合いで、西山先生の残された資料(書籍、ノート、収集資料等)全てを保存することになり、担当の我々が西山家を訪れて、ざっと分類して搬出するため何日か整理したためである。
その時の印象は、家中、資料だらけで資料庫の中に西山家の人々が暮らしていたという感じであった。その資料は、現在、積水ハウス住宅総合研究所の一角に保存、整理されている。管理は、NPO法人西山卯三記念すまい・まちづくり文庫がしている。近代住宅・町づくり研究史の一つの宝庫と言ってよいだろう。場所は、京都駅から近鉄で奈良方面に南下し急行で約35分、高の原下車、徒歩約15分である。興味のある方は訪問して下さい。私の家もたまたまそこから歩いて2,3分です。覗いてください。OMソーラーの「そーら面白い?家ですよ!」

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-03-26 07:06:53
今月で業務を終えるUR都市機構の関西文化学術研究都市現地事務所で、ロビーに置かれているジオラマの引き取り手がないそうです。何処かよい所をご存じありませんか。 http://kizugawa-art.jugem.jp/?eid=666

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