西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

ポツダムのアインシュタイン塔

2006-06-28 | 住まい・建築と庭
今ドイツでワールドカップサッカーが行われている。私もドイツに何度か行ったがいわゆる「東ドイツ」に行ったのは1回だ。勿論ベルリンの壁が崩壊した後だ。現在、滋賀県立大学教授の水原 渉さんと「オペル」を借りてドイツ中(?)を回った時だ。ベルリンの郊外のポツダムに有名な「ポツダム宣言」の相談をした会議場があるが、同時に近代建築史の上では有名なメンデルゾーンの設計になる「アインシュタイン塔」がある。ここにも水原さんと行った。その時は不覚にも、この建物の位置づけが明確に分らなかった。でも今回『建築史』の勉強をして、20世紀初頭の合理主義に反発する「ドイツ表現主義」の流れに位置づけられる、と分った。道理で「ぐにゃぐにゃな形」なのだ。勿論この建物はノーベル賞のアインシュタインを記念する建物である。(1921年)これも「大戦間建築」である。

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