

しかし、元プロ監督は野手陣には1日500スイング、休日前には1000スイングを超える素振りを課した。ノックではなく、転がしたボールを基本に忠実な姿勢で捕るというような地味で長い練習を繰り返した。「素振り」「ゴロ捕り」という基本練習の繰り返し。
「最近の選手は、『楽しめ』というと誤解する。本来は優勝を目指して苦しい練習を積み、高いレベルで戦えるようになってから初めてエンジョイ。楽しんでいるだけじゃ絶対に勝てない」というのが元プロ監督の根底にあるそうだ。勝つためには苦しい練習が必要で、その先にエンジョイがある。「楽しんでいるだけじゃ絶対に勝てない」いいな…この言葉


この信念に鍛え上げられた雑草軍団が、エリートプロ予備校の早稲田大学を破っての優勝。アマチュア野球は下馬評が高いから勝つ訳じゃない。無名のチームが、ガチガチの本命を破るこの痛快さはたまらない


確かに慶応選手のスイングはシャープで早かった

