
新国立競技場 開会式 リハーサル 「3ヶ月」では間に合わない?


(北京オリンピック 2008年 「人民網日本語版」 2008年08月12日)
オリンピックのハイライトは、「開会式」である。毎回、開催国が“威信”をかけて力を入れて演出の豪華さを競う。
北京五輪では、映画監督の張芸謀(チャン・イーモウ)氏、ロンドン五輪ではアカデミー監督賞を受賞したダニー・ボイル氏が総監督を務めた。
当初のオリンピックの開会式は、入場行進、聖火点灯が中心だったたが、回を重ねるごとに演出に工夫を凝らし、3時間以上かけて催される巨大な“ショー”となっている。
開会式の競技場は、まさに“ステージ”となり、コンサート、舞台芸術、映像上映、マスゲーム・ショー、アクロバット・ショー、空中を舞う仕掛け、そして花火が繰り広げられる。出演者は1万人を超える。
開会式の経費も巨額で、北京オリンピックでは約110億円、ロンドンオリンピックでは約33億円とされている。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開会式の演出は、これからプラニングされていくことになるが、これだけの開会式を行おうとすると、その準備やリハーサルは長期間に渡って実施しなければならないだろう。
無数のLEDで構成される映像スクリーンや高繊細のビデオプロジェクターなどの映像システム、そして最新の音響システムと競技場内で繰り広げられるイベントと連動させるのが開会式の“感動”を生みだすポイントである。
舞台は、「8万人収容」の巨大スタンド。
気の遠くなりそうな詳細な演出の進行が求められことになる。
それを成功させるには、綿密なリハールを繰り返すことが必須である。本番にたどりつくまで「3ヶ月」では到底無理だと思う。それを成功させるには、綿密なリハールを繰り返すことが必須である。本番にたどりつくまで「3ヶ月」では到底無理だと思う。ロンドンオリンピックの開会式のリハーサルは200日に及んだという。(出典 Wikipedia)
大会運営関係者はこの準備期間をどのように考えているのだろうか?
もっとも、北京五輪やロンドン五輪の開会式と、演出の“豪華さ”を競うことはあきらめて、極力簡素にして、「3ヶ月」の準備期間で間に合うように設計するという方法もある。“シンプル”な大会運営を掲げる東京五輪にとっては、その方がふさわしいかもしれない。東京五輪の世界のアピール度が多少、犠牲になってもしかたがない。
新国立競技場の完成時期が前倒しできなければこの方法しかない。
判断は早くすべきだと思う。


(北京オリンピック 2008年 「人民網日本語版」 2008年08月12日)

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東京オリンピック 競技場 東京ベイゾーン ヘリテッジゾーン
2015年8月20日
Copyright (C) 2015 IMSSR
******************************************************
廣谷 徹
Toru Hiroya
国際メディアサービスシステム研究所
代表
International Media Service System Research Institute
(IMSSR)
President
E-mail thiroya@r03.itscom.net / imssr@a09.itscom.net
URL http://blog.goo.ne.jp/imssr_media_2015
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(北京オリンピック 2008年 「人民網日本語版」 2008年08月12日)
オリンピックのハイライトは、「開会式」である。毎回、開催国が“威信”をかけて力を入れて演出の豪華さを競う。
北京五輪では、映画監督の張芸謀(チャン・イーモウ)氏、ロンドン五輪ではアカデミー監督賞を受賞したダニー・ボイル氏が総監督を務めた。
当初のオリンピックの開会式は、入場行進、聖火点灯が中心だったたが、回を重ねるごとに演出に工夫を凝らし、3時間以上かけて催される巨大な“ショー”となっている。
開会式の競技場は、まさに“ステージ”となり、コンサート、舞台芸術、映像上映、マスゲーム・ショー、アクロバット・ショー、空中を舞う仕掛け、そして花火が繰り広げられる。出演者は1万人を超える。
開会式の経費も巨額で、北京オリンピックでは約110億円、ロンドンオリンピックでは約33億円とされている。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開会式の演出は、これからプラニングされていくことになるが、これだけの開会式を行おうとすると、その準備やリハーサルは長期間に渡って実施しなければならないだろう。
無数のLEDで構成される映像スクリーンや高繊細のビデオプロジェクターなどの映像システム、そして最新の音響システムと競技場内で繰り広げられるイベントと連動させるのが開会式の“感動”を生みだすポイントである。
舞台は、「8万人収容」の巨大スタンド。
気の遠くなりそうな詳細な演出の進行が求められことになる。
それを成功させるには、綿密なリハールを繰り返すことが必須である。本番にたどりつくまで「3ヶ月」では到底無理だと思う。それを成功させるには、綿密なリハールを繰り返すことが必須である。本番にたどりつくまで「3ヶ月」では到底無理だと思う。ロンドンオリンピックの開会式のリハーサルは200日に及んだという。(出典 Wikipedia)
大会運営関係者はこの準備期間をどのように考えているのだろうか?
もっとも、北京五輪やロンドン五輪の開会式と、演出の“豪華さ”を競うことはあきらめて、極力簡素にして、「3ヶ月」の準備期間で間に合うように設計するという方法もある。“シンプル”な大会運営を掲げる東京五輪にとっては、その方がふさわしいかもしれない。東京五輪の世界のアピール度が多少、犠牲になってもしかたがない。
新国立競技場の完成時期が前倒しできなければこの方法しかない。
判断は早くすべきだと思う。


(北京オリンピック 2008年 「人民網日本語版」 2008年08月12日)

東京オリンピック レガシー(未来への遺産) 次世代に何を残すのか?
新国立競技場は“負のレガシー”(負の遺産)になるのか?
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2015年8月20日
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廣谷 徹
Toru Hiroya
国際メディアサービスシステム研究所
代表
International Media Service System Research Institute
(IMSSR)
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