東北大学金属材料研究所図書室 新着図書案内

当図書室は、材料科学に関する幅広い資料を所蔵しています。このブログでは、新着図書情報を中心にお知らせいたします。

9月18日(木)の文献紹介とお知らせ

2014年09月19日 | 文献紹介

[新聞記事]「東北大、金属技術を中小に:摩擦低減やレアメタル再利用 地域の産業振興後押し」『日本経済新聞』2014.9.18(木)、東北経済面。「東北発 素材技術先導プロジェクト」の研究が紹介されています。


文献紹介(2)中谷宇吉郎「寺田先生と本多先生」。自身も優れた物理学者・随筆家であった中谷宇吉郎が、師である物理学者・随筆家の寺田寅彦と金研の創立者である本多光太郎との交流を紹介している短い文章です。詳細:blog.goo.ne.jp/imr-lib/e/6466…

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[文献紹介] 中谷宇吉郎「寺田先生と本多先生」

2014年09月18日 | 文献紹介
※東北大学金属材料研究所の歴史に関する文献を紹介します。

中谷宇吉郎「寺田先生と本多先生」(『金属』第7巻第4号、1937年5月、246頁)

自身も優れた物理学者・随筆家であった中谷宇吉郎が、師である物理学者・随筆家の寺田寅彦と、金研の創立者である本多光太郎との交流を紹介している短い文章です。本多光太郎の「猛烈」な「勉強」振りが、寺田寅彦によって回想されています。

【引用】
 先生(注:寺田寅彦のこと)は大学を出られて間もない頃、その当時まだ東京の大学に居られた本多先生(注:本多光太郎のこと)と一緒に磁気の実験をして居られた事があつた。漱石先生の「猫」の中で、寒月君が首縊りの力学の講演に乗り込んで来る所で、迷亭が「所がそれがマグネ付けられたノツヅルに就いて等と言ふ無味乾燥なものぢやないのだ」を言ふ條りがあるが、実際は先生は、本多先生と一緒に実験された頃は非常に面白かつた様であつた。只本多先生が余り猛烈に勉強されるので少々辟易の気味であつた。

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[文献紹介] 佐々木孝彦「60年前の「世界の頭脳」の仙台訪問―1枚の記念写真から」

2014年09月18日 | 文献紹介
※東北大学金属材料研究所の歴史に関する文献を紹介します。

佐々木孝彦「60年前の「世界の頭脳」の仙台訪問―1枚の記念写真から」(『固体物理』第49巻第8号、2014年8月、499~503頁)

【引用】
金研は、1916年に本多光太郎博士により創設された臨時理化学研究所第二部から始まる。鉄鋼研究所(1916-1922)を経て1922年に金属材料研究所となり、2016年5月21日に創立百周年を迎える。よく誤解されることであるが、1917年に創設された財団法人理化学研究所と金研の前身である臨時理化学研究所(1915年にセルロイドを中心とした化学研究部門として設置)の間に直接の関係はない。1916年に既設の化学部門を第一部、第二部として鉄鋼研究を行う物理学部門が発足して金研の歴史が始まった。大学附置の研究所としては日本で最も長い歴史を誇り、当初の金属・磁石材料研究から現在ではセラミックスから有機物質に至るまでの幅広い材料・物質に関する基礎と応用に関する研究を行う研究所として発展してきた。

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