MacBookに入れたUbuntuの設定メモ その1

このエントリは、「MacBook(late 2008)にUbuntu 11.04をインストールしてみた」の続きです。

MacBook(Late 2008)にUbuntu 11.04をインストールしてみたワケですが、その後そのままだとちょっとしっくり来ない部分をカスタマイズしたり、アプリケーションを追加してみたりしました。以下覚え書きメモです。

プロプライエタリなドライバの追加

MacBookにインストールしたUbuntuの初回起動時、いきなり英語の警告ダイアログが表示されます。これ、GUIの設定に関するモノみたい。Ubuntu 11.04では「Unity」というGUIソフトが使用されているそうなんですが、これがある程度のグラフィック性能を要求するらしく、インストール直後の状態だとその要件を満たしていないみたいなのです。

なので初回起動時では「Unity」は使用できず、「GNOME」という旧来のGUIソフトで起動しているよ、という警告なんですね。

これは、NVIDIAのグラフィックドライバを入れるコトで解決します。Ubuntuの初回起動後、たぶんプロプライエタリなドライバがどーたらというウィンドウが表示されるので、そこからNVIDIAのドライバをインストールして再起動すればおk。正直最初に見たときには「プロ……?」という状態だったんですが、つまり

ソフトウェアの使用、改変、複製を法的・技術的な手法を用いて制限しているソフトウェア

via: プロプライエタリ・ソフトウェア - Wikipedia

……だそうです。

もしこのウィンドウをうっかり消してしまった場合でも、[システム] - [システム管理] - [追加のドライバ]から再度表示させることができます。

ちなみにNVIDIAのドライバが2種類あったんですが、「推奨」と書いてある方を入れておきました。推奨されちゃあ仕方無い。無線LANドライバもこのプロプライエタリなモノを使用した方が良いみたいです。

GNOMEを使い続ける

プロなんちゃらなドライバを追加して再起動すれば晴れてUnityの環境を体験できるのですが、実は個人的にはコレがしっくり来ませんでした。GNOMEの方が使いやすいように感じたのと、もうひとつ後述する理由もあってGNOMEを使い続けるコトにします。

[システム管理]から[ログイン画面の設定]をクリック。ダイアログが表示されたら[ロック解除]ボタンを押し、ログインパスワードを入力して変更可能な状態にします。

そして「Ubuntu クラシックをデフォルトセッションにする」を選択してダイアログを閉じ、再起動。これでGNOMEのまま使用可能。

無線LANの設定

有線で繋ぎっぱなしだったので、ここらで無線LANの設定をしておきます。[システム] - [設定]から[ネットワーク接続]をクリック。ダイアログが表示されたら「無線」タブを選択して「追加」ボタンから各種設定を。

基本的には「無線」タブでSSIDを入力して、「無線セキュリティ」タブでセキュリティ方式とパスワードを入力すればOKだと思いますが、ついでに「IPv4のセッティング」でDHCPをやめて手動で固定IP取った方が接続が速くなる、ような気がします。

アップデートの適用

Ubuntuにも、WindowsやMacにあるようなソフトウェア・アップデートの仕組みが用意されてます。[システム管理]から[アップデート・マネージャ]をクリックすると、今適用できるアップデートが表示されるのでそれをインストール。OSを入れた後の一発目はかなり大量のアップデートがあるので、早いとこ適用しておいた方が良さげです。

キャプチャは後から撮り直しているものなので、1コしかアップデートありませんけどネ。

輝度調整とタッチパッド用のドライバを追加する

Ubuntuを入れてみて何が驚きかって、初期状態で音も鳴るしマイクも機能するし、ファンクションキーに割り当てられている音量調整なんかもちゃんと機能するところ。ただ、それでもまだちょっと気になる点がありまして、まず画面の輝度調整ができないこと。輝度の調整はF1、F2キーに割り当てられている機能ですが、ボタンを押すと調整しているような表示が出るものの、実際の輝度が変わりません。

それから、タッチパッドもドライバのコントロールに少々難があるのか、ちょっと過敏な感じ。この辺なんとか解決できないかなー、とググってたら、以下のエントリに解決策がありました。

MacBook Pro で Ubuntu 11.04 - defiantの日記

デフォルトではインストールされていないドライバを追加してやれば良いようです。そんなワケで、[アプリケーション] - [アクセサリ]から「端末」を起動。Macで言うターミナルを日本語に直しているだけですね。んで、端末に以下のコマンドを一行ずつコピペして実行。

sudo add-apt-repository ppa:mactel-support && apt-get update
sudo apt-get install nvidia-bl-dkms pommed
sudo apt-get install bcm5974-dkms xf86-input-multitouch

端末に貼り付けるときは右クリック→貼り付け。「sudo」は管理者権限で実行するという意味ですが、一発目はパスワードを要求されるのでログインパスワードを入力してEnter。3行とも実行したらインストール完了。この「apt-get」ってコマンド便利すぎる。あとは設定ファイルに記述を追加してやる必要があるみたいです。以下のコマンドを実行して設定ファイルを表示。

sudo gedit /etc/modules

geditというテキストエディタで設定ファイルが開くので、一番最後に

coretemp
nvidia-bl

と書いた行を追加して保存。これで再起動後にはF1、F2キーによる輝度調整が可能になってます。ちなみに、参照したエントリではMacBook Proで上手く動かなかったと書いてありますので、この手が使えるのはMacBookだけなのかも?

そしてさらに別の設定ファイルにマルチタッチドライバ用の設定を記述します。以下のコマンドを実行して設定ファイルを表示。

sudo gedit /etc/X11/xorg.conf

そしてこれも一番最後(EndSectionと書かれているとこ)の後に改行を入れて、以下の記述をコピペして保存。

Section "InputClass"
	MatchIsTouchPad "true"
	Identifier "Multitouch Touchpad"
	Driver "multitouch"
	MatchDevicePath "/dev/input/event*"
EndSection

これで再起動すればタッチパッド用のドライバが差し替わります。

タッチパッドの設定を変更する

ドライバも更新したところで、タッチパッドの設定をします。[システム] - [設定]から[マウス]をクリック。「全般」タブでポインタの速度なぞを調整できるのでお好みで。そして「タッチパッド」タブにある、「タッチパッドでのマウスクリックを有効にする」のチェックをオンに。これでタッチパッドを一本指でタップする動きがクリックと見なされます。

ちなみに、デフォルトで二本指タップは右クリックとして扱われるようになってます。さらに、「スクロール」のところにある「二本指でのスクロール」を選択し、「水平スクロールを有効にする」にチェックを入れれば、かなりMacに近いような感じに。

この辺の設定はドライバを変えなくてもできるんですが、デフォルトのドライバだとタッチパッドでのクリック反応が過敏すぎたり、左ボタンでのドラッグアンドドロップができなかったりと、細々とした不満があるんですよねぇ。

fnキーの設定を逆にする

初期状態だと、キーボードのファンクションキーには音量調整やらオーディオコントロールやら輝度調整やらの特殊機能が割り当てられており、本来のファンクションキーとして使用するためにはfnキーを押しながらF1~F12を押す必要があります。これを逆にして、そのまま押すと通常のファンクションキー、fnキーと一緒に押すと特殊機能キーとなるようにします。ネタ元は以下。

MacBookAir3-2(2010Late)でUbuntu11.04~インストール後のFnキー、輝度、音量、グラフィックのセットアップ~ : にわタコのblog

「端末」を起動して以下のコマンドを実行し、テキストエディタで設定ファイルを開きます。

sudo gedit /etc/rc.local

設定ファイルが開いたら、「exit 0」と書かれている行の手前に以下の行を追記。

echo 2 > /sys/module/hid_apple/parameters/fnmode

あとは保存すればおk。

controlキーとcommand(cmd)キーを入れ替える

Ubuntuをインストールしてみて、どうしても違和感を感じてしまったのがcmdキーの扱い。Macではコピーするのに「cmd + c」、ペーストが「cmd + v」てな具合だったのが、Ubuntuのキーマップではその役目をcontrolキー(Tabキーの下にあるアレ)が請け負っているのです。そしてcmdキーはsuperキーという、WindowsでいうWindowsキーの役目を任されてます。これをなんとか逆にしたい。

[システム]の中にある[キーボードの設定]から、controlキーとcaps lockキーを入れ替えるとかってコトは可能なんですが、cmdとcontrolを入れ替えるってのはありません。まぁ、Macキーボード特有の問題だしなぁ……。そしてようやく入れ替える手順が説明されているところを見つけたのですが、それによるとGUIにUnityを使っているとダメなんだそうで、GNOMEにする必要があるんだとか。つまりコレが、GNOMEを使い続けるもうひとつの理由。

MacBookAir用にUbuntu11.04をもっと使いやすくカスタマイズ : にわタコのblog

結構長い設定をコピペしなくてはならないので、詳細はリンク先を。

「英数」キーでも入力モード切替可能にする

初期状態でかな/英数の入力モードの切り替えは「かな」キーで行えるようになっているんですが、せっかくなので「英数」キーでも同じように切り替えができるようにします。ネタ元は上と同じエントリ。

[システム] - [設定]から[キーボード・インプットメソッド]をクリック。「一般」タブの「切り替え」欄右端にある「…」ボタンをクリック。

「トリガーのキーボードショートカットを選択」ダイアログが表示されたら、「キーコード」欄の右端にある「…」ボタンをクリック。

「キーもしくはキーの組み合わせを入力してください」ダイアログが表示されたら「英数」キーを押し、「適用」をクリックしてダイアログを閉じれば完了。

その他キーボードショートカットを変更する

[システム] - [設定]の[キーボードショートカット]をクリックすると、その他諸々のキーボードショートカットを設定できるので、好みに合わせて設定すると良さげです。

こちらはまだしっくりくる設定を求めて試行錯誤中。

……と、なんだか長くなっちゃったのであと一回だけ続きます。あとはパネルのカスタマイズとか、アプリケーションの追加くらいかな?

MacBookに入れたUbuntuの設定メモ その2 - 大須は萌えているか?

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