黙祷。
雪。真冬日。猛烈な吹雪だった。
目の前が見えない位の猛烈な吹雪と寒さの中、測量をしていた。お蔭で疲れ切ってしまい、さすがに残業なんざ出来ませんでした。いや、それにしても凄い吹雪だった。目の前一メートルが見えない。
震災から四年が経過したが、いっかな復興は進まない。震災復興関連事業をお手伝いした事があるが、「これじゃ進まないよ」と言ってしまいたくなるような馬鹿な計画を行っている。くだらない事にこだわらなくていいから、と言いたくなる。標高がどうだの、会検（会計検査院）対策だのと、つまらん御託が並べられまとまりがつかないのである。結局のところ、国民のためにやっているのではなく、あくまでも「保身」のためにやっているという体たらく。どうかしてるよな。挙げ句東京五輪決定のため、資材も人材も東京へ流出、ますます進まない。今の段階で東京五輪なんぞに名乗りを上げるべきではなかったのかも知れない、と思ってしまう。原発も終息の目処は立たないし（と、いうより立つ訳が無い）政府は「被災者が忘れてくれるまでだらだらやっとこう」と考えているなとまで感じてしまう。
