終末までに

2012-07-13 00:06:33 | 読書、書物

  雨後晴れ。終末はせっかくの連休だと言うのに結局雨に変わった。期待を裏切る天気予報である。最初から雨にしとけ。

 九州地方を襲った集中豪雨は「これまでに経験したことのない」雨量だったらしい。でもおそらくその「これまでに経験したことのない」大雨は日本全国でこれから頻発すると思う。日本列島は亜熱帯化しつつあるのだ。だからいきなりスコールみたいな雨も降るようになったし、極端な気温変化も発生する。あの川の氾濫っぷりを見ていると、なんだかマヤ暦ではないが、本当にこの世の終わり(つまり人類の歴史の終わりということ)が来るような気になる。

 この世の終わりまでに読むべき本がありすぎる。とりあえず先日の東京行きに持っていったジェイン・オースティン著「マンスフィールドパーク」は読破。最後の結末のさらっと感がオースティンらしい。大概無分別な人間や嫌な連中には相応の罰が待ち、そうでない人はハッピーになる。基本的にハッピーエンドなので安心できる。気がつけば、多くの高名作家の作品を読んできたが、著書全部(無論、日本語訳版)買うのはオースティンだけである。全部買ったと思っていたが、もう一つ残っていたので来月の購入書籍に加える。「分別と多感」


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