TRIUMPH・1962TR6SS トライアンフメンテナンス祭り3

2019-04-14 17:04:18 | バイク:モーターサイクル

  晴れ。一日、よく晴れて割と暖かかった(十八度位はあったか)。

 朝から車のタイヤ交換を決行。毎度のことながらやりたくない作業ではありますが、交換費用二千円と、移動時間、待ち時間を考えればやっぱり自分でやるべきと思ってしまいます。疲れましたがやり遂げ(笑)、スタッドレスタイヤを洗い、ホイールにワックスをかけておいて天日干し。昼食後、油彩で絵を描きました。最近の私はいったいどうしたのか? なんとなく良さげなのが描けてます。午後からはどうしようかなと迷いましたが、タイヤ交換の勢いでトライアンフTR6SSの汁類の交換に踏み切りました。

 

 まずは簡単なところから。プライマリーオイルを交換します。抜いて見ますと割と綺麗(?)ですがこんな少ない部分をケチっても仕方ないですし、そもそももう抜いてますので交換です。

 

 プライマリーオイルを抜いている間、チェーンの遊びを確認。

 

 四センチ前後ですのでまだ調整は不要です。ぼちぼち大きいスパナ、買わなくちゃネ。

 

 プライマリーオイルを投入します。プライマリーオイル投入皿(アルミ板を曲げただけ)で新品オイルを投入します。ちなみに、プライマリーチェーンの張りもチェックしました。次回は悪夢と恐怖の調整作業が必要かも知れませんが、今回はまだ大丈夫でした。

 

 ギヤオイルも交換です。このTR6SSという車両、オイルを交換させる積もりがないらしく、このギヤオイルを抜くためのボルトはスパナを受け付けてくれません。こういう部分が日本車に押されてしまった要因の一つかも知れませんね。

 

 続いてエンジンオイル。抜いてみるとご覧のような疲れ切った黒い汁が出てきました。

 

 下からも抜きました。サンプフィルター(という?)に使うガスケットはメタル入り。ところがこれがまたトライアンフらしく一つとして同じ位置にボルトがあることがなく、ガスケットの加工が必要となります。ガスケットの穴を少しづつ削って拡張し、無事に装着完了となりました。

 

 オイルを抜いている間にタペット調整も実施します。不思議なことに、アウト側(エキパイ側)に全くクリアランスがありませんでした。締まるってこと、あるのかな? ほんとに不思議。乗り出してから確認してただけで特にいじってはいないので更に不思議。SR400の際もでしたが、微妙で嫌な作業ではあります。使ったこともないのに切れていたヘッドライトの球も交換しました。

 小さい作業を完了し、エンジンオイルを投入、百万回の熱血空キック(byバイク屋さん)でオイルを回しエンジンを起動。しばし暖気運転してオイル量をチェックしました。少し下がったので少し追加。

 

 使ったこともないのになぜか切れていたヘッドライトの球。アホみたいに軟弱です。

 これでいつでも出走可能となりました。勢いでやってしまったメンテナンス作業ですが、気候も良かったのでむしろ丁度良かったかも。あとは忘れてはならない保険だけ。

 昨日からなぜか肉体労働に勤しんでいた感が強いのであとはゆっくり過ごします