正月読書

2014-01-05 15:29:45 | 読書、書物

  雪時々晴れ。朝は朝食後、雪片付け。嫌な季節である。

 昨日でとりあえずセイバータイガーの製作は完了、今日から別の事が出来る。

 

 一応、ペガサスホビー製ノーチラス号の箱を開き、部品のチェック等を実施。部品点数はそれほどでもない(セイバータイガーの三分の一という印象)が、各部の作り込みはお見事で、塗装次第ではかなりいい仕上がりが期待出来る。即ち、塗装の腕次第でいい悪いが明確に現れるという事に他ならない。果たして、スプレー缶と筆塗りだけで上手く出来るのでしょうか。いささか不安であるが、挑戦します。今日は部品チェック、組み立て説明書チェックだけでお仕舞。続いて年明けからうずついていたお絵描きを実施。

 

 こんな状態なので描き辛いよ(笑)

 今年最初の絵 「窓の外の世界」 F10号油彩

 無論、実景です。油彩は実景を前に描かなければ腕は上がらん。実景に想像力を加味すれば、いい作品が仕上がる可能性が高まるでしょう。と、今日の日常生活状況報告は完了。

 正月中に江戸川乱歩全集第十一集は読破。捕り物の繰り返しになるかと辟易させられた「緑衣の鬼」だが、そんな事は無かった。なるほど、そうかと驚かされる。乱歩特有のしつこいエログロも無かったし、途中でなんとなく犯人は分ってしまったが、最後の名探偵の理路整然とした推理は面白かった。続く「幽霊塔」は結末まで不気味な、おどろおどろしい雰囲気が楽しめた。江戸川乱歩全集第十一集はしつこい捕り物合戦やエログロが無かったので楽しめます。と、言う訳で予定より遅れたが、マルセル・プルースト著「失われた時を求めて」第三巻を開始。最近、読書の調子がいいのでいつもより早く読破出来そうな予感。一月分の購入目録に、先日読破した、「星を継ぐ者」の続編を加えているので、いつものようにだらだら読まず、一気に進める所存。人間、やれば出来るもんなのだ(笑)。ちなみに、今更ながらダン・ブラウン著「天使と悪魔」もまとめ買いしてしまいました。いろいろ読みたい本を買ったので、ぼちぼちAmazonの「欲しいものリスト」も減っている。四月までに「欲しいものリスト」即ち購入目録全部買えるかな? なにせ給金が安いのでどうしようもない。

 残念ながら(無念?)、今日で正月休みはお仕舞(読書時間が減る)。また明日から長い一年が始まります。仕事は長く感じるんですが、アトリエ作業なんかはあっという間に感じられるんですよね。そんなもんですけど。今年の仕事は昨年までの消費増税前駆け込み需要が無くなるので、経済冷え込み、あまりに分り易い展開の結末も予想出来る。しかしながら、たとえ去年並みの仕事量があったにしても無謀な数の仕事(一人で八つの案件を同時進行させていた)をやらされそうならとっととサヨナラしますが。安月給でボランティアみたいにこき使われてたまるか。