ノーテンキ

2013-03-25 23:49:06 | 読書、書物

  晴れ後雪。

 昨日までシャルル・ボードレール「悪の華」を読んでいたが、今朝ほど読み終わってしまったので次は全く趣向を変え、江戸川乱歩全集とする。「悪の華」は詩集なので、ぜんぜんジャンルが違うものの気にしない。ちなみに、「現代の神曲」と謳われる「悪の華」だが、いろいろな書籍を読んでいて、「ああ、これか」とか、「ああ、それだ」など少しは分かって楽しかった。もっと詳しい人だと凄さをより強く感じられると思う。こういう詩集とかは、若すぎる頃読んでもてんで理解の埒外だったが、この年になると少しは分かるようになった。そういう部分も面白さを感じる。

 江戸川乱歩全集は未だ十巻目。他にいろいろ読んでるのでぜんぜん進まない。進まないと言えば、南総里見八犬伝再読はいっかな進んでいない。進まなくとも読み続ければいつか終わりは来るものだ。何事も始まりあれば終わり来るという事を、戦艦・長門の製作で学んだ(笑)

 特定の一ジャンルに縛られない、広く浅くがモットーの私だが、絵だけは何とか深い境地に到達したいとは願っている。そのための学問は怠らないようにしているし、そもそも描く。イマイチ油彩の筆がなじまないという欠点はあるが、まだ人生は半ば、これからだよネ。

 …チョ~ノーテンキです、ハイ