持ちつ持たれつ

　　晴天。

　四月。今月は本を買えるかどうか不明であるが、できれば来月に備え、一冊は購入しておきたい。とりあえず今は世界文学全集を引っ張り出し、ヘンリー・ジェイムズ作　使者たち　を呼んでいる。この世界文学全集はオークションで三千六百円（だったはず）で購入した一式揃いの状態のいいものであった。こういうのをぜんぜん読まないで捨てたり、売ったりするのはいかがなものかと思うが、そういう方々がいるから私も助かるわけで、世の中、持ちつ持たれつだな、ということをしみじみと感じる。
　もっと本を読みましょう。間もなく世界に置いてかれちまうゾ。

あれよの間

　　打って変わった晴天。凄い満月が夜空に妖しく輝いている。

　ＴＶのあまりのつまらなさにビデオで映画をバックミュージックとしてかけ続け、お勉強やら作業やらしてました。ぜんぜん興味も沸かないものばかりが何時間も延々と繰り返されるのにはもう飽き飽きです。
　あれよの間に四月。一年の四分の一があっという間に過ぎていったわけです。早いですねぇ。