本州最北端、至る

大間崎にて

本州最北端、至る

　雨後晴れ。

　朝三時半起床。怪しげな天候ではあるが、出撃を決意した。諸々の準備を済ませ、出発は四時半。真っ暗な内から高速道路に乗る。高速を走っている最中から雨に見舞われ、出鼻を挫かれる。濡れたため、微妙に疲れ、ペースも上がらず、野辺地経由で横浜を通過し、いよいよむつ市入りした。とりあえずは大畑を廻って行くルート。なぜか迷わずスムーズに進めているが、微妙に交通量が多い事が気になる。まだ七時ですよ？　
　そして、いよいよたっての希望、ついに本州最北端の岬に到着したのだ！　ドデカイまぐろと釣っている腕のモニュメントと、本州最北端の石碑の前で記念撮影。ちなみに大間崎到着は九時を廻っており、混み始めてました…。北海道が曇り空の下、ぼんやりと望めた。北から本州を見下ろして参りました。
　お土産を購入し、（混みすぎる前に）早急に撤退。さすがに早くつきすぎたので、腹も減っておらず、特に食事もしなかった。次は食べよう。
　スケッチも済ませた。
　帰り道も比較的スムーズ。乱暴な車数台と遭遇したが、事故も貰わず（早くこの世から消滅したまえ）、道の駅よこはまで休憩。かぼちゃ饅頭は上手かった。そして、ここでＢＭＷバイクに乗る外国の方と会った。無論、会話はビビッて出来なかったが、この方が物凄く気さくで、出立の折、にっこり微笑んで会釈して行ってくれた。（お気をつけて！）なんだかカッコイイ…。
　むしろ日本人のハーレー乗りの方が無愛想で上から目線。デカ車両はやっぱり外国人の巨体にこそ良く似合う。（と、チクリとやっときます）
　大分疲れてはいるが、気力を振り絞り、帰る。ところが一般道が尋常でなく込み合っており、やむなくＵターン、高速道路に乗り、大型トラックの後ろに隠れ、ゆっくり走って帰りました…。帰ってからは洗車してお終い。

　大間崎にはまた今度ゆっくり行きたい。今度は仏ヶ浦方面から廻る。まぁ、一度目はこんなもの。二度目からはもっと余裕が出来るので、じっくり楽しめると思う。

　走行距離：４１３ｋｍ（行き付けのスタンドまで）