羽ばたく

　もう間も無く今年が終わる。毎年のことながら、早いものだ。また一つ年を重ねたが、今年はいろいろなものを見ることができた。と、三週間くらい残っているのに、まだ早い。
　部屋から見える柿の木の実も、だいぶ落ちて少なくなり、相当寒くなってきたこともあり、鳥達の羽も遠のきがちになってきている。まだ実が残っていて、鳥達が訪れる限りは描き続けたいと思う。

　どこの国も格差が問題になってきているらしい。どちらかと言えば、私も下っ端のランクに属するだろうが、今のところ食うにも困らず、けっこう好き勝手やっているので、気にはしていない。ただ、税金をもう少しなんとかしてもらいたい。例えば、年収一千万円のクラスが百万払うのと、年収二百万のクラスが二十万払うのでは、相当の差があるのだ。パートで暮らしている人たちなど、年収は百万前後であろう。こういう人たちにとって、十万の税金を支払うことは正に死活問題なのだ。そういう所は考えてもらわなければ困る。政治家どものあの頭は飾りか？