今日はいつもお世話になっている先輩の結婚式でした!
○ゲイさん、おめでとうございま~~~す
今日はちょっとある映画のお話を。
この間、某雑誌にDVD評を書きました。
なぜその雑誌名を明かさないかというと、読まれたくないからです。書評とか、まだ苦手です。難しい~
で、書いた映画は『ダーウィンの悪夢』
ご存知でしょうか?
アフリカはビクトリア湖の湖畔の町、タンザニアのムワンザという町が舞台になっているドキュメンタリー映画です。
アカデミー賞ドキュメンタリー部門にもノミネートされた。
しかし、映画って、すごく多面的な題材を、ある切り口から断面的に表現して、情報を操作したりできるんですよね。ドキュメンタリーだからって、ぜんぶ鵜呑みにしてはいけないんだなとこの映画を観て思いました。
ルービックキューブの一面を見て、たとえばそこが赤の面だったら、そこしか観なかったら、その全体も「赤なんだ」って思っちゃうでしょう。
というのも、この映画は「かわいそうなアフリカ」だけを映し出して、他のもっと素晴らしいところとか、美しいところは省いている。
きっとみなさん、観たら少なからずショックを受けて、アフリカはそういうところなんだ、と思ってしまう。
間違ってはいないことも多々あるけれど、普段から限られたアフリカの映像の中では、貧困とか飢餓とかエイズとか、悲しいことばかり。美しい部分、普通の部分は映し出されない。
アフリカ関係者からしたら、そんなに哀れな目でアフリカを見ないでって思っちゃいます。
でも、こういうことを伝えるのも大事だし、美しいアフリカを伝えるのもどっちも大事だと思う。
アフリカの話しが続きました。