地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

檻の中のクルージング

2010年09月06日 | haïti
建物の大半がダメージを受けたポルトープリンスの宿事情

①キャンプでテント住まい
②ホテル化されたクルーズ船
③アパート・家

という限られたオプションの中
キャンプの生活も悪くはないんだけれど
「週末のぼせるように暑い」という理由で
船に移った

船の住民は大半が治安維持軍 MINUSTAH と
各国から派遣されている警察
これぞ国連ミッションという国際色豊かな船の上では
ドミニカ共和国から来ているからスタッフがスペイン語で
公用語は英語とフランス語で
スリランカ人とはシンハラ語
ルワンダ人とは懐かしのキニヤルワンダ語
仲良しのタンザニア人とケニア人とスワヒリ語
前述のT氏と日本語

といっても和・英・仏以外は片言の挨拶って意味ですが
忙しい





朝5時半に起きて
6時半のバスに乗って
いかめしいライフル銃をかついだ治安維持軍の護衛車の先導のもと
立ち入り禁止のレッド・ゾーンを通り
職場まで連れていかれ
落とされ
朝7時15分から夕方5時まで仕事し
また護衛車に先導されて船に帰る
一度船に戻ると外出は禁止
ご飯を食べ
窓のない狭い部屋の電気を消すと
闇の中でぐっすり寝る



なんといっても旅客船だし
お洋服をハンガーにかけることができるし
部屋の中でプライベートが守られるから
問題ないのだけれど・・・


だけど・・・


・・・バスに乗ってオフィスに着くと


囚人のような気分になるのです・・・

そしてその旅客船ももうすぐクローズする

早く家を探さなくちゃ