地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

出てきた!

2009年02月09日 | sri lanka
やっと国内避難民(IDP)たちが、LTTEの占領地域から逃れて、ワウニヤにぞろぞろと出てきたみたいです。

こんな感じ

時事通信

この3日間で1万人だとか、1万2千人だとか5千だとか、もっと少ないだとか、情報源によって違うみたいだけれど、とにかく、

やっと来てくれました。
長かったね。待ち続けて。
思わずワウニヤの同僚に言いました。

「早くIDPたちに会って、『よく出てきたね。待ってたんだよ。もう安心していいからね』って一人一人ぎゅぅーって抱きしめてあげてね」


といいつつ・・・ 問題は山積みである。

次々と出てくるIDPたちは、とりあえず問題アリアリな政府管轄の’村 village’ というところに追いやられているようだし、そこもそのうち簡単にキャパを超えるし、何と言っても学校がトランジション・センターとして寝泊りに使われてしまっている。

学校は宿泊施設ではない。

というのが私たち教育関係者の言い分。
だって子どもたちが勉強するところがなくなっちゃう。

さてどうする。。。

と、こんな緊急事態に、私は別の場所に明日から出張。
ずっと待ち焦がれていたジャフナ行き。
こちらもIDPがいっぱい辿り着いている、タミル人地域だけど政府支配の、北の最先端の半島。
飛行機で行きます。

初めてだし、最近怒涛の仕事っぷりだったので、何が何だかもうよくわからなくなっているけれど、明朝6時出発です。


飛行機の手荷物にはぜったいに危ないと思うものは持ってはならないらしい。携帯も取り上げられちゃうらしい。
iPodなんてもっての他かな。
私にしてはめずらしく、手荷物はごくごく手軽で行くことにした。いつもなんでも持っていたい私だけど、取り上げられたらたまらないし。

バッグに何個か忍ばせているピアスも移したし、
なぜかいつも携帯していたマイ鍼も取り出したし、
カメラもコンピューターもお土産の酒も預けるキャリーケースに。

飛行機に乗って国内避難民に会いに行く。
新しい地に足を踏み入れるのは、いつも胸が躍るけれど、それが日本人が一人しかいない地域だと倍増。
(常駐の彼女は今は休暇だから私だけだ!)
思えば、人生で初めて難民キャンプを見たのも、スリランカだった。あのときは何でもめずらしくて、きっと私の目は少女漫画のようにキラキラ輝いていたと思う。

その輝きを失わないように。
ちょっくら行ってきます!

Naoko x

p.s. テンプレートとブログのテーマがまったく噛み合いませんがこういう気分なのでご勘弁を。。。