射水市聴覚障害者協会

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【意見募集のお知らせ】日本手話言語法案(修正案)*手話動画追加掲載(全日本ろうあ連盟)

2017年06月14日 | 全日ろう連・全国手話研修センター情報

全日本ろうあ連盟HP 2017/05/12  http://www.jfd.or.jp/2017/05/12/pid16315

 

 全日本ろうあ連盟では、2010年より日本財団のご支援により「手話言語法制定推進事業」を進めてまいりました。
 手話言語法については研究会、実務者会議における審議を経て2012年に「日本手話言語法案」として公表いたしました。その後、全自治体議会における「手話言語法制定を求める意見書」採択、手話言語条例の広がりといった情勢の変化や海外の手話言語法に関する動向を踏まえ、2016年度より「日本手話言語法案」の見直しを進めてまいりました。
 ここに「日本手話言語法案」(修正案)を公表し、広く意見公募を行うことになりました。つきましては下記要領をご確認いただき、皆様よりご意見を頂きたく、よろしくお願い申し上げます。
 皆様よりいただきましたご意見を基に「日本手話言語法案」を更に見直し、2017年度中をめどに新法案を公表する予定です。

<意見募集要領>

1.意見募集:「日本手話言語法案」(修正案)

2.意見募集期間 2017年5月11日(木)~6月20日(火)(郵送の場合は同日必着)

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関連記事

 自民党「障害者の情報コミュニケーション推進に関するPT」で論点説明 (全日本ろうあ連盟 掲載日:2017/06/13)

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日本手話言語法案(修正案)のポイントのビデオを見て、

「日本手話言語法」の必要性を学ぶ事が出来たね。一日も早く実現してほしい・・・


RIMIさん 手話で歌い続け20年 逆境乗り越え夢を(毎日新聞)

2017年06月14日 | 話題

以下引用 毎日新聞 2017年6月13日  https://mainichi.jp/articles/20170613/k00/00e/040/229000c

 音楽に合わせ、手話や全身の動きで楽曲の世界観を表現する「手話パフォーマー」のRIMIさん(54)=東京都在住=がソロデビュー20周年を迎えた。高音が聞こえない先天的な聴覚障害者として32歳で手話と出合い、幼い頃からの舞台に立つという夢をかなえた。「夢は何度諦めかけてもいいけど、捨てないで」と話す。

 5月14日、都内で開かれたイベント。ダンサーとともにRIMIさんが現れると、会場が華やいだ。ポップスなどに合わせ、表現力豊かな手話と表情、ダイナミックな体の動きやダンスを組み合わせ、歌詞の直訳ではなく作詞者の思いまで調べた上で表現する。明るいテンポの曲でステージ上を生き生きと動き回ると、客席から手拍子が起きた。聴覚障害のある人、ない人、すべての観客がRIMIさんの世界に引き込まれた。

 自分で歌って録音したオリジナル曲「Step by Step(一歩ずつ)」は一番思い入れが強い。

 ♪初めの一歩を踏み出そうよ--♪

 迷いながら生きる人への応援歌であり「希望を捨てないで」というメッセージだ。自身の歩みでもある。

 聴覚障害が分かったのは小学校入学時だった。会話は可能だが、過去には障害を理由に何度も会社を解雇された。

 32歳の時、新聞の折り込みチラシを見て手話教室に通い始めた。聴覚障害者による手話を使った音楽や演劇も知った。舞台で歌い、演じることは幼い頃からの夢だった。

 しゃべれるため「手話を利用するな」という声もあった。でも、夢を諦めず、手話を必死で勉強し、手話パフォーマーの評判が口コミで広まった。

 4月の20周年記念ライブは400席のホールが満席となり、半数は初めてRIMIさんのステージを見に来た人だった。「まだ興味を持ってくれる人がいる。もっとパフォーマンスを広めたい」

 あるイベント終演後、来場者から声をかけられた。「手話っておもしろいですね」。ファンがまた一人増え、笑顔を見せた。【篠崎真理子】

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手話パフォーマーRIMI HP  http://www.step-rimi.com/

手話パフォーマーRIMI VIDEO  http://www.step-rimi.com/video/