お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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※柚月裕子(1968年岩手県生まれ。山形県在住。2008年「臨床真理」で「このミステリーがすごい!」大賞しデビュー。13年「検事の本懐」で大藪春彦賞、16年「孤狼の血」で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。ほかに「最後の証人」「検事の死命」「あしたの君へ」「慈雨」など)



●こんなもの書ける人なんだねぇ

 元弁護士で頭脳明晰、抜群のスタイルと美貌を持った女探偵・上水流涼子(かみずる・りょうこ)と、東大出でIQ140、劇団員だった過去を持つ貴山伸彦がタッグを組み、「あり得ない」依頼を鮮やかに解決に導く。「確率的にあり得ない」「合理的にあり得ない」「戦術的にあり得ない」「心情的にあり得ない」「心理的にあり得ない」の『メフィスト』掲載5作品を単行本化。

 柚月裕子の作品をそんなに読んでるわけではないが、痛快なんだけど何となく軽いなぁ、このままの流れで終わっちゃうとちょっとつまらないなと思っていたが、助手の貴山がまるで主役のようになってくる中盤からは、がぜん面白くなってきた。コンビ誕生のエピソードには驚きも。こんなもの書ける人なんだねぇ。

 23年春には天海祐希が上水流涼子、松下洸平が貴山伸彦を演じてテレビドラマ化もされた。僕はアンジェリーナ・ジョリーの顔しか浮かばなかったけどね(^_^; 

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