お盆です

2010-08-13 10:15:00 | 社長ブログ
大阪梅田のオフィス街も水曜日あたりからお盆休みモードに突入し、弊社のビル内でも
行き交う人がまばらになっています。同じビル内に大阪中央郵便局が入っているので、そこの
社員さんや郵便局に来られた方の出入りは有るようですが・・・。

 さて昨日お越しになられたご相談者は東海地方から来られましたが、民族大移動に見事に巻き込まれ、
通常の3倍近くの時間が掛られたそうです。時間の余裕をもって、早めに出発され、
天王寺の一心寺さんと北御堂にお参りして先祖供養の後、弊社にとお考えだったそうですが
予定が狂ってしまってと、苦笑いをされてました。

 まだお若い御夫婦でしたが、お盆にキッチリお寺参りをして先祖供養で手を合わせると言うのは
わかっていても中々出来るものではありません。親御さんの日々の教えと、ご夫婦の価値観が
融合した結果だと思います。子供には色々な供養の仕方を教えてあげないと、
こればかりは勝手に身に付くものでは決してありません。

だから御両親がご生前にお教えになったのか、ご本人が供養しておられた両親の姿を見て育って
身につけたのか、或いはその両方でしょう?
また御夫婦の価値観が合わないと、一人が「お参りに行こう」と言っても、もう一方が
「私は・・・に行きたい」と言ってしまえば、「まぁいいか?せっかく大阪に帰ってきたので、
時間もないし次回にでも・・・」となり、殆どの場合、お参りすることはなくなっていくでしょうね。
お寺参りよりも、大阪での楽しい誘惑の方が沢山あるのが普通でしょうから(お寺の方、スミマセン)。

ご相談内容は、難易度の高いお話ではないですし、色々調査して来週以降に報告させて頂く
事でご納得頂きましたが、久しぶりに先祖供養の概念を持った若い世代の方と接し、日本の
将来に安心できたような、何とも言えない嬉しい気分で打合せを終えました。
こうした『手を合わせる』考えをお持ちの方には、先祖さんの御加護で相続も問題無く
スムーズに行くのだなぁ~と痛感した一日でした。

私も昨日の若いご夫婦を見習って、朝から祖父母や両親を納骨している南御堂さんに
お参りしてきました。さすがに今日は普段よりも多く、玄関で靴を脱いだりするので混乱して
います。明日は納骨堂前まで参内できますので、是非どうぞお参りください。

良いことは年齢の上下に関係無く、どんどん見習っていきたいものですね。
お寺で焼香したので匂いが染みつき、内容が抹香臭いお話なってしまいました。
お許し下さい!