JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

奥田英朗「野球の国」読了

2005-09-21 | BOOK
今、売れてる作家さんですね。初めて読みました。小説じゃなくて紀行文。
本屋で見つけて、レジに持っていったのは、①題名、②腰巻に関川夏央の推薦、③著書プロフィールを見たら私と同年代の作家、④中を見るといきなりベイスターズ選手の登場、⑤東京⇔新大阪の新幹線の中で読むにはてごろ。
という事で先週の出張の車中で読みました。
奥田さんは優雅に野球めぐりの一人旅。こちらも旅だが、旅は旅でも日帰り出張。くぅ~!

アホらしいけど、初めて読む作家さんの場合、プロフィールを確かめ同年代か年上であると安心して手を出す傾向があります。(決して「若いもんの文章など読めるか!」と思っているわけではありません。誤解の無いよう。)

地方の野球場巡りというのは是非やってみたい事。私の場合は2軍の試合とか、高校野球の予選とかで小さな球場、観客まばらというのが好みです。

野球場にずいぶん行ってなかったんです。今年は交流戦で盛り上がっていたので西武VS横浜を見に行きました。数えてみるとナント6年ぶりでした。(反省)

野球の本当の楽しさを伝えてくれる1冊です。

広島市民球場。弁当を食べている若い母親と女の子。そこにかばんを提げた20代の父親が「ただいま」  「おかえり」  親子3人での晩餐が始まる。・・・いいなぁ。
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2 コメント

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同感です (LightSmooker)
2005-09-30 09:37:15
はじめまして。

LightSmookerと申します。



私も奥田作品は本作がはじめて読んだ一冊です。

出張で移動中で読む目的で買ったのも同じです。



読んでみると私と同じドラゴンズファンということもわかりましたし、随所に見られる砕けた文章から筆者に好感を持ちました。



私は野球観戦は毎年3,4試合球場へ通ってますが、奥田氏のように高校野球の地方大会や、キャンプ地訪問を夢見ています。



筆者の「延長戦に入りました」もお勧めですよ。

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はじめまして (imapon)
2005-09-30 21:41:33
LightSmookerさん、コメントありがとうございます。



「延長戦に入りました」この前ちょっとだけ本屋で立読みしました。今度の出張時に買って読んでみようと思います。



空の下の野球はいいですよね。野球は好きでも屋球(ドーム)はちょっと好きになれない。



ご長男、うちと同じ年なんですね。本の読める環境は作ってあげたいものです。



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