JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「悪魔の接吻」

2017-02-14 | 映画(DVD)
「ピカレスク スクリーンで味わう〈悪〉の愉しみ」

「悪魔の接吻」1959年 東宝 監督:丸山誠治

ギャンブルに溺れる会社社長が、愛人にそそのかされ妻の殺害を計画。手筈は整い、すべてが順調に進んでいるように思われたが---。家庭劇や文芸等、叙情作品で堅実な演出ぶりをみせる丸山誠治監督がはじめて取り組んだスリラー篇。

冒頭にネタバレお断りのお願い字幕。上映から60年近く経ってネタバレもクソもないが・・・

バーの女、草笛光子の悪女ぶりが艶っぽくて良い。この方を良いと想ったのは2回目。お気に入りリストに追加しておこう。
二人との接吻シーンが素晴らしい。

計画を引っ掻き回す、わがまま姪の笹るみ子のウザイったらない。あんなお嬢さんは早いとこ、ダイナマイトでぶっ放しておけば良い。

ハラハラ、オドオドの根が善人な河津清三郎がお気の毒で・・・

ストーリー的にツイストは2回。
1回目はオーッと思ったが考えて見れば純ちゃんがあのまま、お人良しな役で終わるわけないか。
一平ちゃんはあの程度の役で充分だ。

ラストの2回目ツイストは、もうあそこまで行くと想像が付くと言う物。
潔い悪女、草笛光子のカッコ良さが印象的。

ネタバレお断りで期待を膨らませられハードルが上がった感あり。それが無ければ充分楽しめるスリラー佳篇。


ラピュタ阿佐ヶ谷

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