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JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「アネット」

2022-06-05 | 映画(DVD)
「アネット」2020年 仏・独・伯・日・墨 監督:レオス・カラックス 原案:ロン・メイル 、ラッセル・メイル(スパークス)
Annette

ロサンゼルス。コメディアンのヘンリーはキャリアの低迷に悩まされていた。そんなある日、ヘンリーはオペラ界のスター歌手、アンと恋に落ちそのまま結婚した。ヘンリーのキャリアは結婚後も落ち目になる一方で、自分以上の成功を収めるアンに嫉妬心を募らせていった。やがて、2人の間に娘(アネット)が生まれた。アネットには母親譲りの歌の才能があり、ヘンリーはその才能を磨くことに存在意義を見出すようになった。しかし、娘を通したヘンリーの自己実現は徐々に狂気をはらみ始める。ダークなお伽噺のロック・オペラ・ミュージカル。



「スパークス・ブラザース」よりも先にこちらを観るつもりが逆転してしまい、しかもサウンド・トラックも先に聴いてしまったけれど「アネット」やっと観た。ロングラン上映感謝。

スパークスがストーリー仕立てのコンセプトアルバムとして準備していた物語を原案に完全ミュージカル作品として作成。スパークスは映画に関わる悲願が漸く達成できて、OP、EDに出演、ならびに本編でもカメオ出演している。

サントラでキャッチーな「So May We Start」ってこういう使われ方してんのね。もうワクワク。 スパークスのスタジオ風景からコーラス隊やスタッフが町を行進しながら、さあ始まるぞって。
ミュージカルはその世界感にいかにすんなり入れるか、浸れるかが勝負だと思うのでこの掴みはバッチグー



そしてストーリーの方もダークファンタジーで完全に嗜好と合致。自分的にはミュージカルとダークファンタジーは相性が良いのだなとつくづく思ったり。。。
好みの演出も随所に見られた。



一番は指揮者がおだやかな曲調の際に自分語りしてて激しくなる寸前に「エクスキューズ・ミー」ってタクト振るの、大好き。



全編を歌で語るタイプのミュージカル。
今までク〇ニしながら歌うミュージカルなんて見たことないよアダム・ドライバー。
エッチ要素の加減も絶妙に良いですぜ、コティヤール。

スタンダップ・コメディーのアダム・ドライバー、パンツにガウンで登場。受ける観客のコールも楽しいミュージカル。ドン引きネタでブーイングも楽しきミュージカル。





事前情報をあまり入れていなかったので産婦人科の医者が古舘寛治にやけに似てる役者だなぁと思ったら、本人だった。さらに水原希子もアダム・ドライバーを告発する女性の中の一人として出演。これは気付かなかった。残念。



アネットちゃん生まれたらお人形。
船室での母親マリアン・コティヤールとのシーンから俄然ファンタジー色が濃くなり、嵐の甲板ワルツ。見せ場も満点。
ボブヘアが魅力的なコティヤール、亡霊になるとメチャ髪伸びるのも最高。



月明かりに照らされ歌い出す赤子アネットの幻惑シーン
さらに、あれよあれよとアネットちゃんが人気者になっていく件から、スタジアム超満員ステージ。ドローンで運ばれるアネットちゃんの特撮感。キンゴジのコングやモスラの小美人思い出して上がる。

アダム・ドライバー父ちゃんは罪を犯し収監されて、アネットちゃんとの面接。
人が変わったように痩せてしまったアダム・ドライバーの役作り。首元の痣が巨大化してる。
お人形さんから子役にオーバーラップするアネット。ずっと気になる眉上の痣。

クズ父親だけでなく憑依の母もクズだったか、なるほど痛い。

愛するものをなくしてしまった・・・

物語の余韻に浸ってるとエンドロールの提灯行列がまた良い。
スパークス(特に弟のラッセル・メイル)のエイジング加減は味があって好き。





渋谷 ユーロスペース
2022年4月
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