
「愛おしき隣人」2007年 瑞/独/仏/丁/諾 監督:ロイ・アンダーソン
北欧のとある町。そこに住む人たちは普通なのにちょっとヘン。ロックスターとの結婚を夢見る少女、世界で一番ツイていないと嘆く夫婦、誰からも愛された事のない男、「誰も私を理解してくれない」と泣き叫び歌いだす女、困窮した家計を静かに嘆く精神科医など。みんな一生懸命生きているけど、やっぱりツイていない。そんな人たちが一日の終わりに集うバーで、バーテンダーがつぶやく…。「ラストオーダー。また、明日があるよ」
好みの別れるところでしょうが、この微妙なノリは個人的に大ハマリです。
ロイ・アンダーソンの人間ウォッチング。
住人の非現実的な日常。非現実的だからこそ人間の本性が描けると言わんばかり。
皆、やけに顔が白い(北欧だからなのか
)空は晴れ渡る事なく終止どんより白い(北欧だからなのか
)カメラに向ってしゃべりだす(北欧人だからなのか
)家庭の不和、今朝の夫婦喧嘩を教え子や来店客に吐露し泣く、嘆く(北欧人だからなのか。
吐露し、ぶちまける事の出来る幸福)スイートホームが突如線路上を走り出す(北欧ってそんな素敵な乗物があるのか、あ、これは夢の中・・・
)
ショートエピソードを微妙なユーモアを交えて積み上げていくスタイル。
特に盛り上がる事も無く・・・見せ場はやはりロックスターとの結婚を夢みる少女の夢の世界。家ごと新婚旅行列車に変る奇想なアイデア。窓外で祝福する人々。

微妙なエピソードに味付けられるのは音楽。とても音楽が良いのです。
「誰も私を理解してくれない」と泣き叫び歌いだす女性のファンキーでカッコ良いこと。町のブラスバンドの練習に励む人々。葬儀で演奏するバンド。
そしてラスト・・・
今一つついていない彼等に一条の光明か?と、初めて見せる太陽の日差し。振り仰げば陽気なディキシーランドに乗せて整然と上空に並ぶ物体・・・これは冒頭の男の夢とつながっている趣向。こういうラストとっても好きですね。
朝、出勤前の夫婦喧嘩は絶対に避けたいって事で・・・
どんなに不愉快でも見送ってくれる出来すぎた嫁に感謝。糞婆ぁだなんて口が裂けても・・・
高田馬場・早稲田松竹

北欧のとある町。そこに住む人たちは普通なのにちょっとヘン。ロックスターとの結婚を夢見る少女、世界で一番ツイていないと嘆く夫婦、誰からも愛された事のない男、「誰も私を理解してくれない」と泣き叫び歌いだす女、困窮した家計を静かに嘆く精神科医など。みんな一生懸命生きているけど、やっぱりツイていない。そんな人たちが一日の終わりに集うバーで、バーテンダーがつぶやく…。「ラストオーダー。また、明日があるよ」
好みの別れるところでしょうが、この微妙なノリは個人的に大ハマリです。

ロイ・アンダーソンの人間ウォッチング。

住人の非現実的な日常。非現実的だからこそ人間の本性が描けると言わんばかり。
皆、やけに顔が白い(北欧だからなのか
)空は晴れ渡る事なく終止どんより白い(北欧だからなのか
)カメラに向ってしゃべりだす(北欧人だからなのか
)家庭の不和、今朝の夫婦喧嘩を教え子や来店客に吐露し泣く、嘆く(北欧人だからなのか。
吐露し、ぶちまける事の出来る幸福)スイートホームが突如線路上を走り出す(北欧ってそんな素敵な乗物があるのか、あ、これは夢の中・・・
)ショートエピソードを微妙なユーモアを交えて積み上げていくスタイル。
特に盛り上がる事も無く・・・見せ場はやはりロックスターとの結婚を夢みる少女の夢の世界。家ごと新婚旅行列車に変る奇想なアイデア。窓外で祝福する人々。


微妙なエピソードに味付けられるのは音楽。とても音楽が良いのです。

「誰も私を理解してくれない」と泣き叫び歌いだす女性のファンキーでカッコ良いこと。町のブラスバンドの練習に励む人々。葬儀で演奏するバンド。

そしてラスト・・・
今一つついていない彼等に一条の光明か?と、初めて見せる太陽の日差し。振り仰げば陽気なディキシーランドに乗せて整然と上空に並ぶ物体・・・これは冒頭の男の夢とつながっている趣向。こういうラストとっても好きですね。

朝、出勤前の夫婦喧嘩は絶対に避けたいって事で・・・

どんなに不愉快でも見送ってくれる出来すぎた嫁に感謝。糞婆ぁだなんて口が裂けても・・・

高田馬場・早稲田松竹








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