JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

岡崎京子展 「戦場のガールズ・ライフ」

2015-02-15 | 展覧会・博覧会
根性無しは1月寒さに震え、とうとうチャリ乗らず仕舞い。暖かくなってからね。なんて言ってると春は花粉が飛ぶし、ズルズル乗らなくなるので2月からは都内移動は極力チャリにしている。
本日のポタは荒玉水道道路を使って世田谷方面。
世田谷文学館で岡崎京子展をやっている情報をキャッチして、行ってみた。





岡崎京子展「戦場のガールズ・ライフ」
世田谷文学館
2015年3月31日まで

一人の少女=マンガ家が見つめた、あの時代、その行方



女子の描くマンガといえば、バカの一つ憶えで岡崎京子と唱え続けております。新たに開拓する気も無いしね。
岡崎さん以外では内田春菊と杉浦日向子。これで三大お気に入り女流マンガ家。もっとも杉浦さんはマンガより「江戸へようこそ」のファンなんですが・・・
岡崎京子さんは20年くらい前に渋谷で偶然個展を発見して拝見した事でもあり、それ以来。初の本格展示で、その原画の数は圧倒的です。

まずは岡崎京子年表。これが面白い。岡崎京子の歴史とともに、当時起こった事、流行った物が添えられているんだけれど、その後者がいかにも岡崎京子ワールドで80年代90年代のカルチャーを象徴している。

原画を観てると・・・、やっぱり彼女の描く絵、好きだなぁと思う。柄にもないけど、好きなものは好きでしょうがないやんけ。
スクリーントーンの使い方、絶妙の按配も上手いですよね。


映画「ひなぎく」「バーバレラ」にも文章を寄せていたり・・・。もう言っちゃいます。岡崎京子様が関心持たれているものは全部好き。いや、もし知らないものがあれば片っ端しから調べて勉強させていただきます。あ、興奮しすぎました。

そう、岡崎京子様。存在そのものが80年代90年代。

でもね、1996年に不幸にも交通事故に会い、第一線から退いているわけで、もしその不運が無ければ2000年代だって2010年代だって彼女の物で、今のように80年代90年代の象徴みたいな事は無く、もっと普遍性が備わっていたかもしんないわけですよね。残念です。

事故に会って退いてるとは聞いていても、どの程度の状態なのかの私は情報を掴んでいませんでした。まぁ、事故後20年も経っていて未だに復帰されないわけですから想像は付きますでしょう・・・。

今回の展示で最後に、唯一撮影OKのイラスト・・・
2年前から練習を始めた視覚追跡という方法で描いた物とありました。やはり全身不随に近い状態なんですね・・・。



今月は金欠なので図版もポストカード、お菓子グッズ、関連書籍、一切買わずに帰る。
3月31日まで開催だから場合によってはリピートも辞さない。








岡崎京子 「うたかたの日々」

岡崎京子(1963-)

岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ 大型本


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