皆いつも当たり前に乗っている通勤電車、なじみの土地、
現実と思いたくない出来事が日常の隣に起きた。
当初のJRの発表では「電車は70キロでカーブに進入。」ということだった。
70キロであんな状態になるものだろうか?
疑問をいだきつつ会見を見る。
記者が問う。
「70キロという数値は、何から判断されたものなのでしょうか?」
「あそこは、70キロで通行することになっていますから。」
「え、確認された訳ではないのですか?」
「あのカーブは70キロと決まっていますから、70キロで通行したはずです。」
はずって?
「はず」じゃないことが起きたのに、それじゃ答えにならないよ・・
唖然。
朝から、報道関係は右往左往。
二転三転する情報。
だんだん明らかになる事態の大きさ。
大きな事故や事件があったとき、情報は錯綜しがち。
飛び交うデマ、噂、
情報そのものが間違っていることもあれば、
情報の端っこだけ聞いて勘違いしていることもあって。
落ち着いて判断すること、伝えること、考えること・・
何かあるたびに思い知らされる、その難しさ。
時間を戻すことが出来ないのなら・・、
今何をすべきか、何が出来るのか。
時間を戻すことは出来ないのだから・・、
これから出来ることをするしかないから。
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imai naomi
エリカ
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