前回、戦略BASiCS(佐藤義典さんの考え方です。詳しくは戦略BASiCSをご覧ください。)のお話しをしましたが、これともう一つ大切な考え方が「基本戦略」という考え方です。
これは「高品質、関係性、利便性」の3つの戦略から一つを選択して、戦略BASiCSの指針及び矛盾点のチェックに使います。
高品質→同業他社に比べ、高品質高価格を重視する戦略
関係性→顧客との関係性、あいさつやコミュニケーションを重視する戦略
利便性→同業他社に比べ、低価格利用しやすさを重視する戦略
例えば高品質の基本戦略を選択した場合、「顧客」の範囲は“40代以上の独身の男性”とか“会社役員クラスのビジネスマン”とかになるでしょう。
逆に利便性の基本戦略を選択した場合の「顧客」の範囲は“低所得者のファミリー”とかになってきます。
顧客が決まると戦うべき戦場が決まり、戦場が決まれば他の要素も決まっていきます。
大切なことは、戦略BASiCSの全ての要素が同一の基本戦略で括られるように戦略を決定していくことです。
これは勤め人の方にとっても重要な考え方です。
例えば、ある業界に対して圧倒的な知識量や技術力を磨いて給与を上げていくのであれば、高品質の戦略をとって就職先や営業先を見極める必要があります。
逆に圧倒的な作業量で勝負するのであれば、利便性の戦略をとってより効率を重視するような働き方を考えなければなりません。
また、どちらもまぁまぁでも顧客との関係性を軸に勝負するのも関係性戦略という立派な戦略です。(現にあまり知識もない、作業も早くない人がトップセールスマンになることが世の中にはたくさんあります…皮肉な話。)
みなさん自身の戦略と会社の戦略を戦略BASiCSと基本戦略を軸に見直してみてください。
あなたが働きたいフィールドと会社の戦場は一致していますか?営業先はあなたのターゲットと一致していますか?
それでは、また。
これは「高品質、関係性、利便性」の3つの戦略から一つを選択して、戦略BASiCSの指針及び矛盾点のチェックに使います。
高品質→同業他社に比べ、高品質高価格を重視する戦略
関係性→顧客との関係性、あいさつやコミュニケーションを重視する戦略
利便性→同業他社に比べ、低価格利用しやすさを重視する戦略
例えば高品質の基本戦略を選択した場合、「顧客」の範囲は“40代以上の独身の男性”とか“会社役員クラスのビジネスマン”とかになるでしょう。
逆に利便性の基本戦略を選択した場合の「顧客」の範囲は“低所得者のファミリー”とかになってきます。
顧客が決まると戦うべき戦場が決まり、戦場が決まれば他の要素も決まっていきます。
大切なことは、戦略BASiCSの全ての要素が同一の基本戦略で括られるように戦略を決定していくことです。
これは勤め人の方にとっても重要な考え方です。
例えば、ある業界に対して圧倒的な知識量や技術力を磨いて給与を上げていくのであれば、高品質の戦略をとって就職先や営業先を見極める必要があります。
逆に圧倒的な作業量で勝負するのであれば、利便性の戦略をとってより効率を重視するような働き方を考えなければなりません。
また、どちらもまぁまぁでも顧客との関係性を軸に勝負するのも関係性戦略という立派な戦略です。(現にあまり知識もない、作業も早くない人がトップセールスマンになることが世の中にはたくさんあります…皮肉な話。)
みなさん自身の戦略と会社の戦略を戦略BASiCSと基本戦略を軸に見直してみてください。
あなたが働きたいフィールドと会社の戦場は一致していますか?営業先はあなたのターゲットと一致していますか?
それでは、また。