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『IKI : A Game of Artisans』の概要 

2016年02月14日 | IKI : A Game of EDO
ゲームマーケット神戸で発売予定の『IKI : A Game of EDO Artisans』を、数回にわけてご紹介していきます。

本日はゲーム概要です。



『IKI : A Game of Artisans(邦題;江戸職人物語)』は、江戸時代(1603-1868)の町人文化をテーマとした重厚なボードゲームです。

 プレイ人数:2-4人
 プレイ時間:60―90分(実際には120-150分かかります)
 対象年齢:13歳以上



 舞台となる日本橋は、当時の江戸で最も賑わった商いの町でした。日本橋の大通りには呉服屋、米屋や煙管屋などありとあらゆる商店が軒を連ねていました。日本橋のたもとには魚河岸が開かれて、新鮮な魚を積んだたくさんの舟がやってきます。魚を売り買いする威勢のいい声が響きます。

大通りの裏の長屋には職人や物売り達が住んでいました。彼らはそれぞれの技能で江戸の庶民の生活を支えました。

 このゲームの目的は、江戸の春夏秋冬を通して、最も”いき”な江戸っ子になることです。”いき”は江戸時代の町人の間で理想とされた精神性であり、生き方でした。”いき”とは人情の機微に通じ、あか抜けていて、それでいて色気があることを言いました(参考:『「いき」の構造』九鬼周造)。



 江戸には700-800種類もの職業が存在していました。大工や菓子師のような職人、塩や油を売る物売り、鮨や天ぷらを売る店売り、さらには巫女や歌舞伎役者など、個性豊かな仕事がゲームの中に登場します。プレイヤーは彼らを雇い、成長させて、ときには他のプレイヤーの職人と取引をします。建物を建てて町の発展に貢献することも、また”いき”でしょう。



 ゲームボードは『煕代照覧(きだいしょうらん)』という絵巻物を参考にしました。煕代照覧とは、「輝ける世の素晴らしい景観」という意味で、文化2年頃の江戸の日本橋を俯瞰描写した幅12m超の長大な絵巻です。通りを行き交う1600名余の人物、動物たち、約90の表店が精緻に描かれています。

 『煕代照覧』はその時代の活気を冗舌に物語っているという点で、見る者を魅了する絵巻です。余談ですが、本物はドイツのベルリン国立アジア美術館の蔵に眠っていて、次に公開されるのは数年後(日本で)のようです。東京の日本橋駅の地下でレプリカを見る事ができます。

 次回からは、ゲームの詳しい内容(特に前作からの変更点)について書いていきます。
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