東十条5丁目にある日本そば屋の「稲廼家さん」。久しぶりに行ってきました。
日本そば屋さんでおそばを注文するのが普通ですが、子供の頃からの習慣でいつも「たぬきうどん」を注文してしまいます。もちろんおそばも好きですが、習慣です。
幼稚園にあがる前からの習慣で、臍を曲げたら、たぬきうどんの出前をとれば機嫌が直るというくらいのたぬきうどん好きでした。
赤羽近辺には昔ほどではないにしろ、あちらこちらに日本そば屋さんがありますが、たぬきうどんに関してはここのが一番好き。
黒くて甘辛のお汁。シコシコというのではなくてポックリという食感のうどん。そして揚げ玉。どこでもよさそうでいて案外とおいしいものは少ないです。讃岐うどんも嫌いではありませんが、昔から馴染んだ味が一番安心して食べられるのではないでしょうか?
よそにもおいしいたぬきうどんはあるかもしれませんが、この界隈ではここだと思っています。
北海道ではうどんを食べることが少ないのですか?はじめて知りました。でも小麦の生産はあるわけですよね。すいとんとかはどうなのでしょうか?興味深い話をありがとうございます。
やはり、子供の頃の味から、なかなか脱却できないのかも知れません。
でも、このお店、近くだと思いますので、そのうち、行ってみたいです。
仰ることよくわかります。
子供の頃から馴染んだ味付けと異なる味だと食べにくいということはあるかもしれません。
同じ名前の料理でも、具が異なるとかもありますね。私の場合、東京の真っ黒なお汁に慣れてしまっているのでうどんのお汁でもおでんでも真っ黒なほうが食べた気になります。天ぷらも胡麻油できつね色に揚がっているほうが好きです。でも昔、生れてはじめて食べた「松葉」のきつねうどんもおいしいものだと感動しましたし。おいしければ何でもすきです。家で家族が風をひいた時など、自己流のいんちきな京風のあんかけの汁で卵とじにしてしょうがを乗せてうどんをつくることもあります。