東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

豪徳寺 東肥軒さん

2015-02-17 22:57:24 | お世話になっているショップさん


世田谷の豪徳寺といえば、招き猫好きの人にとっては聖地のひとつでしょう。小田急線「豪徳寺駅」と東急世田谷線「山下駅」から北へ徒歩5分くらい。商店街の中に「東肥軒」さんという和菓子屋さんがあります。招き猫愛好家の方々にはこのお店も既に有名なのではないでしょうか。自家製の和菓子のレパートリーの中には意欲的にかなりの種類の招き猫に因んだお菓子が並び、また自家製のもの以外にも招き猫のチョコとかかなりの種類を揃えていらっしゃいます。「東肥軒」さんは初代が明治はじめに肥後の国から東(あずま)の国に移ったことに因んで命名されたそうで明治10年に神田神保町に店を構えたのがはじめだとか。その暖簾を受け継ぎ昭和34年に当地、世田谷豪徳寺に開業され今日に至っているそうです。

お店正面のケースにはいろいろな生産地から取り寄せた招き猫の人形やグッズが見えます。左隅に拙作の「丸〆猫」も置いて販売いただいています。

店内の招き猫のお菓子とグッズの賑やかさ、いろいろな角度から撮影させてもらいました。



浅草のように当たり前に観光地として四六時中黒山の人だかりで賑わっているのとは対照的にしっとりとした普段着の町並みの中に溶け込んでいる和菓子屋さんに招き猫が並んでいる素敵さ。これぞリアルな東京風景という感じ。ダサい高層建築もなければわざとらしい人力車も走っていません。しかもお菓子も招き猫なんですからすごい。菓子折りに添えられている手書き原稿の栞もまた手作り感があって好ましい感じ。2種類あるので両方アップさせてもらいます。


招き猫つながりで拙作の招き猫も置いてくださっているんですが、せっかくのご縁なので将来的にはひとつの目標があります。ここ豪徳寺の招き猫は「ひこにやん」とともに広くマスコミで有名になっていますが、戦前の郷土玩具の本をひも解くと、おみやげとして門前でひさがれていたという事実は戦前からあるように記述があるものの地元の産ではなくて京都方面からや瀬戸ものなどの招き猫を取り寄せていたのが事実らしく、その中には今戸産(戦前以前の話なので当然現在の今戸の白井さんが戦後から作っているものは全くの別のもの)の招き猫も取り寄せて鬻がれていたようです。その今戸で豪徳寺向けに作られていたという招き猫(さんだわらのようなものの上に鎮座した姿の招き猫)をこの手で再現させて「東肥軒」さんにお渡しできたらなと思っているのです。

小田急線豪徳寺駅前の石造の招き猫のモニュメント。お手本は戦後から登場し現在定着している「豪徳寺の招き猫」です。
豪徳寺にお出かけの際には「東肥軒」さんへもどうぞお立ち寄りくださいませ。

和菓子の店 東肥軒
東京都世田谷区豪徳寺1-38-7(豪徳寺駅前郵便局隣)
TEL 03-3420-1925

 

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4 コメント

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お騒がせしました (春)
2015-02-20 08:01:36
いまどきさん、コメントできないとお騒がせしました。左端の雲のようなマークをクリックしたら、facebook上だけでなく、普通のコメントもできるとわかりました、やれやれ。
日本招猫倶楽部復刻の古豪徳寺招き猫を持っていましたが(白は地震で消失)、前垂の模様が洗練されていて、あれが京都産のものだったのでしょうか?大きな猫で、鉄道で運んだとしても、昔は大変だったことでしょう。三河の招き猫も大きいですが、壊れやすい土で、大きな人形をつくったということは、「もっと大きいものが欲しい」という需要があったからでしょうね。
しかし、産地でないならどうして豪徳寺と招き猫が結びついたかも、興味津々です。いまどきさんの豪徳寺招き猫も見たいです。さんだわらはどのくらいの大きさなんだろう?
豪徳寺の招き猫 (いまどき)
2015-02-20 20:01:48
春 さま
コメントくださり、またコメントできる状態であるのがわかってうれしいです。ありがとうございます。
豪徳寺の招き猫についてですが、これまでの自分の変遷を思い出してみると今戸人形の再現を目指して作りはじめ、昔の今戸の招き猫を手掛けるようになるまでは、あまり招き猫自体に重点的に関心を持つことがなかったように思います。丸〆猫などを手掛け、その由来を意識しはじめたころにはすでに世間では日本招き猫倶楽部という団体があるのを知ったくらいで、「福の元」という機関誌も拙作の今戸の猫がとりあげられた号は目を通しましたが、常滑の猫とかかんかん人形の猫とかにはあまり興味がなかったし、自分が郷土玩具に興味を持ちはじめて教科書のように読んだ本(町の本屋で買うことができたような本)には「豪徳寺の招き猫」は掲載されていなかったように思います。招き猫倶楽部で頒布された再現猫がどういうものであったかも知りません。豪徳寺の猫については自分としてももっと見聞を深めたいところなので、手持ちの資料画像などをもとにいちど記事にしてみたいと思います。
Unknown (春)
2015-02-21 18:27:20
いまどきさん、日本招猫倶楽部の豪徳寺の復刻猫です。http://koharu2009.blogspot.jp/2012/10/blog-post_4.htmlなかなか可愛い猫ちゃんでした。
招き猫倶楽部の豪徳寺再現招き猫 (いまどき)
2015-02-21 23:23:34
春さま
ありがとうございました。
お邪魔して拝見して、そういうものがあったのかということがわかりました。自分の手元には十分な招き猫関係の資料を揃えているわけではないのですが、とりあえず手元にある画像などで一度記事にしてみます。そう上でいろいろお教えください。

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